LA Babyは、東京にもご相談や連絡窓口はありますが、ロサンゼルスとハワイで採卵・移植をおこなうプログラムのサポートを直接させていただいています。
私たちはアメリカの法律や規定に沿わないといけません。
グレイゾーンもありません。
米国生殖医療学会などの学会に登録していますので、各学会のガイドラインにも沿わなければなりません。
そこで、レシピエント(依頼者)や卵子ドナーからは、よく聞かれます。
「米国生殖医療学会への登録は、なんで重要ですか?」
そこで、法律と学会のガイドラインについて、説明します。
法律とは、患者さまを守るためにあります。
学会のガイドラインは、治療の質をあげるためにあります。
つまり法律と学会のガイドラインは、根本的な役割が違います。
法律は国民や患者さまを守るためにありますので
国民や患者さまを守るための内容です。
絶対に必要なことですので、法律を守らなければ厳しい罪になります。
患者さまやご出産されるお子様を守るためにあります。
国民や患者さまを守ることは、とても大切ですので
感染症などの検査は必ず、外注の国が監視している機関で行う必要があります。
院内での検査やプロセス、エージェンシーのプロセス等
米国内で活動している場合は、正確におこなっているのかを知る必要がありますので
頻繁に抜き打ち検査があります。
不正がないよう、抜き打ち検査官も、毎回、異なります。
法律は国民や患者さまを守るためにありますので、非常に厳しいです。
患者さまは、外国人であろうと、日本からの患者さまであろうと、例外はありません。
アメリカで治療をされる場合はどんな方でも
その人を同じように守る必要があります。
そして、学会のガイドラインとは、治療の質をあげるためにあります。
妊娠率があがる方法や法律以上に安全面の設定を設けたり
患者さまとより向き合った内容になっています。
学会への加盟は法律ではないので、学会に登録していなければ、学会のガイドラインに沿わなくても構いません。
ただし、学会に登録してガイドラインに沿っていなければ、本当に治療の質をあげるサポートをしているのかわかりません。
登録団体は米国内にあれば、学会からの抜き打ち検査もあります。
米国生殖医療学会では、インターネットでも、不正をしているか監視をしています。
不正を発覚した場合、通常、数年間は学会から登録を抹消され、再び、登録ができません。
場合によっては、永久追放です。
学会に登録している人が学会のガイドラインに沿っていなければ、何のためのガイドラインかわかりませんので
しっかりとしている学会ほど、厳しい抜き打ち検査があります。
法律や学会は、より抜き打ち検査を強化し
不正の取り締まりを強化しているほど
信頼できる法律や学会のガイドラインにも繋がります。
学会に登録していない間は、最新の技術や方法は
学会から直接、目にする事はできません。
また学会に登録していないと、第三者からの監視はなくなり
患者さまの安全などを保障できるところがなくなってしまいます。
つまり、「米国生殖医療学会への登録は、なんで重要ですか?」のお答えには。
「治療の質をあげるためです。患者さまの安全を守り、妊娠率をあげるためです。そして、それを保障していただくためです」というお答えになります。
卵子提供のような第三者を介する医療行為の場合、特に、こういった信頼できる法律やガイドラインが必要になる理由でもあります。
近年、学会への登録や参加を重要視しない生殖医療関係者が増えてきています。
患者さまも、あまり、ドクターがどこの学会に参加しているか気にしない方が増えたため、学会のガイドラインに束縛されるくらいならと、学会には参加や登録をしません。
米国生殖医療学会でも、日本からは殆ど参加者は来なくなりました。
米国生殖医療学会は世界最大級の生殖医療学会であり
世界中の最先端の技術や発表が行わえる場所です。
直接、研究者に聞かないとわからない事もたくさんあります。
法律や学会参加の重要性は、私たちもしっかりと伝えていかなければならないと思っています。
写真は、ワシントンDCに、米国FDAによる規定に関する会議に参加した時に撮った、リンカーン記念碑です。
医療学会への参加は、もちろん、勉強や情報の補足などが目的ですが
現地での観光も利点の一つです。
目的があれば、普段行かない場所にも行きます。
新鮮な風にあたり、脳をリフレッシュさせるのも大切です。
東京と大阪で卵子提供説明会開催します。
参加は無料ですが、人数に限りがありますので早目にご予約ください。
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