私はいまタイで生活しているが、世の中便利になったものでKindleを使えば日本の最新の漫画をいつでも読むことができる。
直近では、ふつつかな悪女ではございますがの7巻を読んだ。
これがとても面白かった。
この漫画はもともと小説原作で、中国の恵まれたお姫様候補と、それに嫉妬する恵まれないお姫様候補の入れ替わり劇のお話。
お互い入れ替わることで、表面上だけでは目に映らない辛いことを理解しあい、関係を深めていくといった展開。
毎回面白いのだが、今回第7巻も面白かった。
いつも天真爛漫で気丈にふるまっている主人公のお姫様 黄 玲琳(こう れいりん)がものごとを前向きに変えていくところが爽快でいい話なのだが、この巻では彼女の弱さ、内面にも触れていって深堀がされていく。
また、入れ替わりをする朱 慧月(しゅ けいげつ)がその悪女ぶりをつかった舌戦も心理的な駆け引きが見ものだった。
この巻だけでもとても惹かれる内容だったが黒幕を含めた反撃がはじまりそうな展開で終わり、おそらく次の巻ではいよいよ爽快な復讐劇がはじまりそうであり、これはこれで楽しみ。
早く次の巻が読みたい。