タイ海外赴任日記181日目 ~半年経過~ | 酒とバラの日々~人事日記~

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サワディカップ。

タイに赴任してから半年が経ち、だいぶ生活に慣れてきた。

 

仕事は無茶ぶりが多くて、近隣の他社が7ヶ月かけて実施する人事制度変更を、去年から前任に言ってたからという理由で、指示があってから一週間で無理やり制度化するといった仕事をはじめとして、来週から手当変えて、2週間後に日当の金額変えて、とよく言えばベンチャー立ち上げみたいなスピード感、悪く言えば浅慮な指示に対して、社内でハレーションが起きないように関係各所とネゴをしながら対応して、会社にとって結果的には良い改革として擦り合わせをする日々。

 

赴任当初は前任が2か月引継ぎでいたものの、ほぼ引継ぎはなく、引継ぎだけに絞ればまとめたら3日もあれば十分な量だった。

他の時間は何をしてたのかは、いまだに謎。

 

生活は本当に過ごしやすい。

気温は40度近くなるが日本のように蒸し暑くなくて、涼しく感じる。

食べ物も日本食もあるし、タイ食もおいしい。

 

仕事は大変だが、ベンチャーの立ち上げに来ているくらいの覚悟で臨むと腹をくくってからは、寝る間もない時もあるが、ベンチャーなら当たり前だと思って対応できるので、メンタル面も最近は落ち着いている。

 

最後に、言葉だが、英語はタイ独特のタイ英語で聞き取りづらく、タイ語ももちろん喋れない。

日本語通訳に頼りながら仕事をしているが、日々の日常会話は英語で出来るようになった。

半年いて思うのは、語学は何とでもなる。

確かに第二言語、アジアというところはあるが、最悪必死で翻訳アプリでもなんでも使えば時間はかかるが仕事は進む。

むしろ仕事を進める力、論理的思考や、仮設思考、他部署とのファシリテーション力など、日本でも必要な力が無ければ、言葉が通じても仕事は進まない。

 

日本人同士の職場でも仕事ができないポンコツはいますよね?

 

もしチャンスがあれば、今の自分の語学力とか関係なく、すぐに手を挙げるのが将来のキャリアにとってとてもおすすめ。

ただし、簡単ではなくて、人生でもこれくらい苦しかったのは2,3回だったかなという位と同程度の苦しさ、努力をするのは前提。

でも、日本にいたってそれくらいの苦しい場面人によってはあるので、英語も、タイ語も、知らない国で働くことも、そこで与えられたミッションをただ達成していくだけで変わりないなとあらためて実感する。