言いにくいことを伝えるコミュニケーション 5つのポイント【リーダーの役割】 | <保育園・幼稚園・こども園>カウンセリング・人材育成・園内研修セミナー『Eggコミュニケーション』

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主任・リーダー職員研修で、どんな課題がありますかと事前にアンケートを取りますと、

自分より年齢の高い方や経験の長い方とのコミュニケーションが難しいという意見が、実に多いです。

 

なぜ、言いたいことを上手く伝えられないのか?

具体的には、こんな意見がありました。

 

・世代のギャップがあり、距離を感じる

・年下であることや経験が浅いことで、リーダーでありながら下に見られているのがわかる

・「私は必要ないんですよね」と落ち込んでやる気をなくしてしまうため、注意ができない

・ネガティブな発言ばかりをして、何を言っても否定されてしまう

・注意すると、逆にこちらの粗探しをして指摘をしてくる

・どの職員とも、平等、公平に接するのが難しい

・指摘をした後、納得した表情をしていない

・注意されたときは「すみません」と謝るが、結局また同じことをする

 

では、どのように接したらよいのでしょうか。

日頃から以下のようなコミュニケーションを心掛けましょう。

 

 

言いにくいことを伝えるコミュニケーション 5つのポイント

1.させるじゃなく、お願いする【クッション言葉・依頼形】

「~してください」と言うと、命令された(命令形)と捉えられ、素直に受け入れられない場合があります。

「申し訳ありませんが、~してくださいませんか」

「すみません、~をお願いできませんか」

というように、クッション言葉で始め、語尾を依頼形にして話すように心掛けてみましょう。

 

2.誰でもじゃなく、“あなた”に期待している【特別な人】

平等と公平は違います。

相手の能力や状況を考慮した関わり方が公平です。

リーダーであっても、年上や先輩には敬意を払いましょう。

その業務に適任である、年齢が高い、経験があるなど、リーダーとして判断した際に、

「ぜひ、あなたにお願いしたいのです」という気持ちを伝えましょう。

人は、経験や能力を評価され、期待されているとわかると、やる気が増すものです。

 

3.相手の話をきく【聴く・訊く】

こちらから注意する前に、相手の話をよく聴きましょう。

相手の言い分や背景も含めて受け止める姿勢が、信頼関係を築きます。

なかなか話しにくいこともあり、黙ってしまう場合は、質問を投げかけ(訊く)ながら、聴きましょう。

 

4.注意する理由を明確にする

なぜ、注意するのか、その目的を明確にしましょう。

安全・安心が守られていないとき、やるべきことをしていないとき、他者に迷惑を掛けたとき、自身の成長を妨げる行為をしたとき、など、なぜ・何のために注意をし、どういう行動をとって欲しいのかを伝えます。

 

5.返答を準備しておく

リーダーとして指導したとき、相手が納得していない表情をする、無表情や無言で聞いている、反論してくるなどと考えると、注意しにくいものです。

「相手はこう言うかも知れない、だったらこう返答しよう」と、相手の態度やどんな反論があるか、事前に準備しておきましょう。

理由や経緯を訊いても、「すみません」と謝るだけの方は、自分でも理由がわからない場合や納得していない場合があります。

「とにかく、お願いしますね」などと、締めくくっては解決しません。

今後、同じことを繰り返さないように、どのような行動をとっていくか、いっしょに考える姿勢をみせましょう。

 

そして.感動を込めた“感謝”を伝える

毎日のことで当たり前になっていることも、毎日、毎回、「ありがとうございます」を言葉に出して伝えましょう。

園児たちに対して「うわぁ、すごい!ありがとう!」など、思い切り表現するように、職員同士でも、表情・声・ジェスチャーで、感動を込めて“感謝”を伝えましょう。

 

さらに詳しい内容は研修にて。

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