(30代女性 Yさんのご相談)
Yさんは今の会社に転職して、まだ1年です。
それまでの営業の経験を買われて、1回の面接で見事採用が決定しました。
Yさんとは、勤め始めてからのお付合いで、何度かご相談を受けました。
先日、5時間にも亘りお話しをお聞きましたが、一番悩んでいる問題は、人間関係です。
Yさんは、入社してすぐ、30名近くの組織リーダーになりました。
メンバーのスケジュール管理は大変で、よかれと思って組んだスケジュールについて、あちこちから不満の嵐です。
理由がわからないまま、やり直しをして残業が増えたり、オフィスが散らかっていても片付ける余裕がなかったり、ミスも増えて行きました。
一生懸命やっているはずが、マイナスなことばかりです。
責任ある立場を任されて張り切っていたのだと思いますが、1年目で色々なことを変えるには、慎重になるべきでした。
問題を一つ一つ解きながら、Yさんの善い点と捉え方が違う点を話して行きました。
自分にも非があることに気づいた点と、それでも受け入れられない点があったでしょう。
彼女が続けて行くには、自分自身を変えなくてはいけないことがたくさんあります。
辛さを乗り越えて、頑張るだけのやりがいを見出せるか?
待遇面を重視するか?
続ける努力(労力)を、新天地へ回すか?
最後の判断は自分です。
家族と相談した結果、Yさんは会社を辞めることを決めたそうです。
「会社を辞めたいと思ったことがあるか?」という調査で、
・1~2年目 33%
・1年未満 24%
・6~10年目 20%
・3~5年目 17%
・11年以上 6%
という結果があります。
Yさんが以前の会社では、どんな営業スタイルで仕事をして来たのかを聞き、女性の多い組織のリーダーになるために必要な素質を見極め、会社にきちんとした教育体制があったら、たった1年で退職には至らなかったかも知れません。
Yさんも、メンバーも、お互いに辛い思いをして来たでしょうし、会社はまた採用し育てるリスクを負うことになりました。
女性の相談の多くは、ほぼ答えを用意していて、本当にこれでいいのか?同意が欲しい時があります。
相談をされる方にとって、betterな道はどこなのだろう、何を求めているのか、後押しして欲しいのかしら、と考えながらカウンセリングをしています。
正解を見つけるわけではありませんので、毎回、難しさを感じながらやっております。
新たな道に進むYさんに、幸せが訪れますように願います。