散打(スパーリング)の感想① | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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Case 戴氏六合心意拳.




戴氏心意拳は心意拳だけあって

真っ直ぐ進んだ先に相手の何かがあってそれに対して何かをすることで相手の反応を見て最終的には打ちに行く武術。フットワーク的には回り込んだりしないこともないんですが、基本的には前後。


寝技以外の技法はほぼ全て使うと言ってもいいと思う。


会員同士の中での散打(スパーリング)はもちろん全てを使えるわけではない。


戴氏心意拳は相手と接触したところからの変化に発勁のための丹田功を入れて行くため、スパーにおいては最初はそういうことができないのでちょっとじれったいかもしれない。

自由攻防の前に十分に形を決める練習をしておきたい。一つ一つがダメなら全てダメなので。


中国武術はどの流派も大体同じだと思っている、相手に当たってから変化をするおそらくこれだけ。

その変化の仕方が戴氏心意拳なりなのだと思う。

戴氏心意拳の核は丹田功と打撃と技が使えているかどうか。


戴氏心意拳は摩手稽古もやります。散打(スパーリング)でも瞬間的には摩手の要素が発生します。太極拳との違いは離れている状態からでもしっかり打ち込むと言うことです。


散打(スパーリング)は勝ち負けを決めるところではなく上記のことができているかを確かめる場所である。この散打(スパーリング)と言う練習で相手に怪我をさせたなどと自慢をしている人もいるようだがそれは全くのナンセンスである相手に怪我をさせる能力はほぼ一律みんなあると思うがそれをいかにさせないで長く稽古をしていくかと言うことが重要なのである。


上手な人ほど稽古において相手に怪我をさせない。コントロールができているのである。


戴氏心意拳の散打(正確にはライトスパーリング)はこちらからのアクションまたは相手からのアクションがあった際に変化をして技を使っていく、むしろ変化=技なのであるが、接触地点をわずかにずらすなどの技にならないような細かいアクションもあるのであえて分けておこうと思う。


動に対しては静で対応して行きたい、また逆もあるであろう。しかし、核となるのはやはり丹田功と虎歩でこれが正しくできていれば戴氏心意拳はほとんどできたと言っても過言ではないだろう。

戴氏心意拳を既に練習されている方は上記の2つ、丹田功と虎歩をよく練習してほしい。


散打(スパーリング)練習と言う難しい練習では基本がものを言うことが多々ある。



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散打には拳サポーターがいいかも。




摩手の技術も学べるかも!