2017年8月4日(金)
13時から15時30分太極拳推手倶楽部 金曜稽古だった。
今日は太極拳の苦手な両手組みからの攻防を稽古しました。
伝統太極拳はこの両手組みは良く無いとされています。何故ならこの両手組みからの技が太極拳では少ないのです。ある種の太極拳は非常に苦手とし禁忌としている流派もあったりしますが、初心者同士や試合ではこの両手組みが非常に多く、この組み方からの攻め手を持たないと負けたと同じになってしまうので、今日はこの両手組みからの攻防を稽古しました。
しかし、やはり力押しでは無い。
相手の出方を見て相手の力の強い方の手をなるべく引き込むようにします。両方同じくらいでしたら微妙にずらすと良いでしょうね。必ず人間は力の修正のために戻ろうとします。そこを狙って技をかけてください。聴勁は重要ですね。
スポーツ的に考えて見てフェイントをかけるのと同じですがただし、両手が相手に接触していることを考慮に入れてのフェイントになります。
潰れないように!
太極拳で潰れると言うことを言うかたがいますが、潰れるとは何でしょうね?おそらくは楊式太極拳で言うところの掤勁がなくなっていて相手の力に自分の領域をおかされていることを言うのだと思います。この場合も両手組みですから、手の張りはある程度持っていてください。力みすぎは力みを見抜かれますから、掤勁はあるけど、力みはない状態を作って見てください。
色々書きましたが、テクニック的には難しく無い初心者向きのテクニックです。初心者から上級者まで幅広く使ってくるテクニックです。よかったら動画を見てくださいね。
こんな稽古ばかりしているのは太極拳推手倶楽部です。よかったら一緒に推手やりませんか?わざわざ長い套路を稽古する必要もありません。(習いたい方はお教えいたします。)推手だけを稽古できる会です。
1日無料体験おまちしております。