【考えてみた】中国武術がなぜ弱いと言われるのか考えた。 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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なんだか、今更と言うか中国武術が何故に弱いと言われているのか少し考えてみた。

 

私の認識では使い方によってはかなり凶悪な部類に入る武術のような気がするわけですが、ネットではあまり強いと言う話は出てきません、よく聞く言葉としては「使えない」このキーワードをよく耳にします。

中国武術(カンフー)は使えないのか。

私も中国武術を稽古するものとして、いつも思うことは中国武術って試合には使いにくいです。なんでもありなら結構いけるのかなと思ってるのですが…

 

あと問題なのは伝説的な話が多すぎる。

誰々老師が一撃で打ったら死んでしまった。とか、なんだかすごい話がいっぱいで神秘的な中国武術の話が多いのと、中国武術や古流武術によくいる人ですが、これの技を覚えたら強くなれるとか、この秘伝を学べば強くなれる。そう言うかたが、たまたま試合をすると簡単に負けてしまい中国武術の評判を悪くする結果となっているのではと考えます。

内家拳は高等な武術なんかじゃない!

太極拳、形意拳、八卦掌を中国武術ではよく内家拳とよんで他の武術と違うと考えている。うちの会も太極拳や八卦掌を稽古しているが、他の武術と同じで稽古した分だけ上達する。この型(套路)を習ったから強くなるとかそう言うことは幻想で内家拳の練習者の多くはここに騙されていることが多い。内家拳の練習者は組手をやりたがらないことが多いが、ここが一つ間違いで武術や武道を稽古しているのに、組手や散手をしないで強くなどなれないのだ。型を物凄い精度で二十年くらい掛けて覚えてから組手をしようと思った時には年齢が組手できない年齢になってしまうと言うのが現代の太極拳であると言えるだろう。

内家拳も組手はしたほうがいいし、ものすごい稽古もしたほうが良いのだ。

 

努力なくして得られるものはない。これは宇宙の法則であると思う。しかし、努力しても得られないものもある。全ては簡単ではない。

伝統の傘に入って戦えない伝承者が増えている。

私の稽古している戴氏心意拳と言う武術もそうですが、伝人と言う名前をいただいているにもかかわらず、努力せずに流派にも貢献しない人が多くいる。まあ、名前コレクターだろうか。そう言う人は組手もできないし、試合にも出ない。

 

私は空手も剣道も少しだが柔道もやった。そして、太極拳でもやって心を癒そうと思ったら、中国武術をやる羽目になった。その後は戴氏心意拳など良い師と良い武術に出会い、今日に至っているのだが、中国武術をやってきた感想としては半端ない努力の時間が必要で、暇人しか積めないのではいかと思うくらい面倒臭い方法で相手をやっつけようとする。わざわざその方法を取らないといけないの?と思うような方法である。

 

しかし、今となってはそれが楽しくてしょうがない。

 

反応反射、筋肉、感覚どれも必要で、さらにその先を求めようとする。反射を利用するとか、感覚を利用するとかなくても戦えるのでその辺りで、格闘技との差が出てくるのだろうなと思う。

使えるのかどうかと言われたら何でもありなら使えます。格闘技のルールの中では使えない。

中国武術の未来はどうなるのでしょうね。

 

中国伝統武術 掌友会

太極拳推手倶楽部

 

 

 

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