最近練習や日常生活での武術の気づきを少し書いてみる。
太極拳推手倶楽部
太極拳については、気づきというよりは前から知っていた事を
より正確に出来ることが出来るようになった感じかな。
むかーし習ったやり方を一度否定してそれが実は正しいことなんだと
再確認し、そのやり方の正しいやり方をこの何年かで習うことに
なった。
楊式、鄭子に関してはほとんど同じで、圧力の掛け方の違いや
ある曲がり角の違いくらいかな。勁に関してもざっくり言うと
ほとんど同じ。楊式も鄭子も横勁も縦勁もある。
太極拳としては楊式の方が少し強引で、打つのが難しい気がする。
(飛ばすのは簡単だけど)対して鄭子の方が個人的には打ちやすい気がする。
最近は明確に飛ばす事と打つことを区別するようにしている。
推手は押し合いではないことにも十年位前から気がついているが
我を捨ててそれに徹することが出来るようになったのは5~6年前からかな
推手で負けてもあんまり悔しくなくなったような気がする。
自分の我が原因で負けるときの方が少し悔しいかも。
家では子どもを寝かせるときに太極拳がこんなに役に立つのかと
驚いた!フワッと力を吸収しなんだか赤ちゃんの物凄いエネルギーも
緩衝する。
中国伝統武術 掌友会
八卦掌でやるべきことが更に明確になったこと
気の育成を考えることが出来るようになった。
戴氏心意拳は太極拳に似ている。
太極拳が戴氏心意拳に似ているといった方がいいだろう。
化勁もあれば、引進もあるしっかり発勁もする。
自分や周りの武術を考える。
精神的な部分の成長で凄くパワーアップが図れる予感がする。
動き、力、判断力基礎ポイントながら中国武術練習者?があまり
もっていないもののような気がする。
サッカー選手なんかがたまにメンタル(精神)という言葉を口にして
気にしていたりオリンピック選手もやはりこの辺でつまずく。
中国武術や古武術はこの辺のメカニズムがしっかりあるのに
使えてる人が少ないのはどうしてだろうか。
個人的にはこの心の部分をここ何年か気にして生きている。
これが弱い人は武術もやはり弱いような気がする。
平常心とか観察とか大事だよね。