【テクニック】踏み込み 戴氏心意拳、八卦掌、太極拳 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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【テクニック】踏み込み 戴氏心意拳、八卦掌、太極拳


2015年6月20日(土)
掌友会ではいつもの流れで丹田功、虎歩…と練習して行くのですが。

昔から中国武術の世界では「技は教えても歩は教えない」とかなんとか
言われるくらい歩法が重要です。何故ならこれを知らなければ、相手に
どうやって踏み込んだらいいのかわからないからです。

戴氏心意拳は特にまっすぐ行って相手に拳打を打ち込みます。
その上で相手の反応を見て変化をする。という武術です。

踏み込みに主に使用する歩法は”虎歩”(こほ)と言うもので
相手に対して踏み出している前足から踏み込む歩法で
上級者の虎歩は非常に接近が早くあっという間に懐に入られて
しまいます。そしてこの虎歩は戴氏心意拳の技であれば大体の技に
付属し虎歩を行いながら技を出す感じになっていきます。

慣れてくると歩法を出すというよりは普通に早く進むといった感じで
スムーズに行えます。八卦掌や太極拳の歩法ともまた違い直進は
とにかく早い印象でしょうか。

わが師であります、故 王映海師父も接近がとにかく早い方でした。
兄弟子であります王喜成老師もとにかく早くこの方もこちらが何か
反撃をする前に接近されてつぶされる印象でした。

掌友会の八卦掌も歩法は早いのですが、脚のトリックが違うため
速さの意味が何だか違う感じです。

太極拳はこの両者を基本迎え撃つ戦法でしょうか、
陳式等には相手に飛び込むような戦法があるようですが
楊式や純粋な太極拳にはあまり見られません。化勁を重視するあまり恐らく
なくなってしまった戦法だと考えられます。

心意拳の系統は踏み込みが個人的には剣道や古流剣術に似ているのでは
ないかと思います。

話はつきません、歩法と言うものは大切ですね。

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