5月12日
太極拳推手倶楽部内部のみで会内試合を行った。
これは約半年に一度定期的に行っているもので
東京会内部のみに公開している試合である。
今回はというよりも前回、または前々回からの
問題引継ぎであるといえる。太極拳の難しさの
再確認になったということと、掌友会は対練に
慣れていないということの確認になった。
皆さん楽しそうだったのでそれはそれで
良かったのかなと思ってはいるが、反省点を
少し書き出してみた。
やはり問題は練習量である。
当然質も必要であるが。
太極拳の人たち。
対抗してしまう…
押されたらなにくそ負けるか!と踏ん張って
踏ん張られたら更に押してしまう。
何でもいいから押してみる…
お互い押す…対抗、抵抗。
ダメな推手である。
鄭○老師が曰く
「負けを恐れるな。」
まあ、これであるかもしれない。
太極拳の人にありがちな過ちとして
後ろ体重での化勁ができないというか
押されたとき練習のように後ろに下がれない。
(体重移動できない)
良かった点もある。
試合直後、自分がそのようにうまく技を使えない状況を首をかしげて
何故だろうと思う人もいる。自分の出来ていないを確認できた。
試合という特殊な環境下でうまく動けない自分に疑問をいだいている。
もっとその何故を練習に持ってこれたらもっといい推手が太極拳が
できるかもしれない。
**推手簡単 How to 推手レベルの簡単な上げかた。**
太極拳の推手に関して
まず最初は単推手と四正推手を覚えましょう。
覚えたら換手も出来るようになりましょう。
そうしたら四正の意味を教えてもらいましょう。
楊式なら楊式、呉式なら呉式の意味があるはずです。
その練習と併用して発勁(力)の練習もしましょう。
軽く相手が浮くようになればそれが正解です。
くるくる軽く回せるようになったら、四正を使って
少し相手を崩してみましょう。最初は自分から
崩してみましょう、できるようになったら相手が来てから
崩してみましょう。
誰とやっても自分が崩れなければ推手マスターレベルです。
中国伝統武術 掌友会
掌友会の人は技の構成や質を見極め、使用するタイミングなどを
うまく図れば太極拳よりもはるかに試合運びが簡単になるはず。
掌友会の有する武術は太極拳よりはるかに簡単に戦えるプログラムに
なっているからである。
次の試合も期待しています。