庭は必ずしも木を植えたり、芝を貼ったり、石を敷いたりしなればいけないことはありません。日照や土壌などの条件によっては、下草を主に使って、下草だけの庭にすることもできます。京都のお寺の樹木の下や、石と石の間など、どの庭にも必ず下草が植えられています。石組みの間、手水鉢や石灯籠まわり、飛び石や延べ段の縁など、また、植え込みや樹木の下にも、根締めとして下草が植えられています。このように、下草は和風の庭の重要な要素として、欠かすことのできない植物です。下草の使い方次第で、庭の趣がずいぶん違ってきます。庭に下草をたくさん群植して、下草だけの庭としても味わい深い庭になります。また、下草は取り扱いが比較的に簡単で、特に手入れの必要もなく、成長が早くて、繁殖も容易な植物です。※写真の庭はイメージです。藤原園3 茶庭14 枯山水小島5・
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