最後まで
優しく咲いてくれている
散る前の役目を終えた花びらは
ひときわ惹かれるピンクの濃淡


リズミカルに踊っているかのようで
誰かいるの?
まるで
童話の世界に迷い込んだかと思った


満開の八重桜が華やか


散歩していて


よく見かけるパープルの群生
調べると
ツルニチニチソウ


モミジの花も散って


ツツジにてんとう虫


ナガミヒナゲシ?


気になっていた可愛くて
可憐な小さな花は

オオマツバウンラン



キビタキかな?
澄み切った空気に
可愛い囀り音譜



今日も姑から電話があった。
少し調子が良いというニコニコ
昨日は、死にそうな弱々しい声で
ストーマのシリコン粘土とティッシュを持ってきて欲しいと。

熱があって、しんどいと言っていた。
何も食べられないらしい。

「あんたに無理なお願いを一つ、頼みたいんだけど。キュウリの酢の物が食べたくて、少しなら食べられるかなぁと思って。忙しいのにごめんよ。」

揚げもワカメも入っていない
キュウリだけの酢の物が食べたいと言う。
簡単よ〜爆笑

姑の好みの少し甘めの味付けにしたニコニコ


小瓶に入れて持って行ったビックリマーク
少しでも口に入ったらいいなぁおねがい

舅には
タコとカニカマや揚げをプラスして
今夜のおかずに塩鮭を焼いて一緒にあげようニコニコ



姑は、キュウリの酢の物
大好きなんだよね(笑)
やっと、姑が私に頼ってくれた。
こんなお願いは嬉しいよ。
もっと早くに何でも頼ってくれたなら
こんなに苦しまなくて良かったのにね。



結婚して直ぐに結婚したことを後悔した。実家のこと、母のこと、親戚のことを悪く言われ続けたのはショックだった。
旦那も私の実家には寄りつかず。
名古屋から帰省しても里帰りも気持よくさせてもらえなかった。
嫁は女中みたいなもので、こき使われて当たり前の家だった。

30年前、同居し始めて次女が生まれたときも。
この人(姑)には本音が言えない。通じない。ウワベだけで付き合っていこうと決めた。

ことあるごとに、その差別されている理由が少しずつわかってきた。
気に入らない母子家庭の嫁が、心臓病のカタワの子を産んだ。
世間に恥ずかしいと言われたり酷いことを言われてきた。

そのことが姑の心の奥底にあったから
どこかで許せなかったんだろうと思った。

色々あったけれど
姑を見ていて
学ばせてもらっているのかも知れないと思っている。
病気の知識も、介護のことも、
もっと大袈裟に言うと
生き方とかも学んでいる。

姑が今回こんなことになる前は
私が手伝ってあげるよと言っても
「あんたには頼めない!」と、意地でも我を張って頑張っていた。

それなら勝手にすればいい。
頼んで来るまで もう知らない!と思った。それでも見ると可哀想で自然と手を貸したりえー
人として当たり前のことをしているだけ。そう割り切ってお世話をしているだけ。


でも、最近
姑の電話の声で
「ありがとう、ありがとう。」と喋る言葉が今までとは違うような気がする。

なんとなく 心に伝わってくる。
心を許して
私を頼ってくれているようで。

救急車に乗るときも救急隊員が
誰に乗ってもらいますか?
病状が解って答えられる人がいいです。
舅が
「ワシはいつも病院の診察付き添いしとるから何でもわかります。」と言ったけど(笑)

痛みで苦しみながら
「おじいちゃんより、嫁さんに乗ってもらってください」と、隊員に必死で喋った姑。

置いてきぼりの舅の顔がポカーン
今では笑い話泣き笑い


姑の心も少しずつ
楽になれていたら良いけれど。


ちょっと前に
いっぱいいっぱいになって
平常心で居られないくらい疲れ果てていた時に
息子の前で弱音を吐いた悲しい

すると、息子は
「母さん、お疲れさま。
ケーキ食べなよ」と、買ってきてくれた照れ


「母さん、あと5年我慢して!
5年後に俺が母さんを自由にしてあげるからニヤニヤ

そんなこと言ってくれた息子。
少し頼もしく思えてきた。

困った時やしんどい時
子どもたちに弱音を吐いて頼ってもいいんだよね照れ


5年後
どんなふうになっているのかなぁ~キョロキョロ

病院の庭の日陰に咲いていた
シャガの花

花言葉は「反抗」「友達が多い」
反抗してないで頼ろうねウインク