介護を快互に変える介護アドバイザー・セミナー講師の 小山 久子です。
どうして私がこの仕事をさせて頂くようになったか?
それは実母のアルツハイマー型認知症の発病でした。
有能な主婦であり協力者であった実母が60代半ばでアルツハイマー型認知症を発病するという人生の「晴天の霹靂」を体験しました。
介護家族としての先の見えない暗闇のトンネルの中で、自分の人生も母の人生ももう終わりかもと思っていました。
そんな時の子供のちょっとした素直な言葉
「おばあちゃんはお年寄りになったから頂いたものを神様にお返ししているんでしょ。だから 赤ちゃんみたいに何もできなくなってそして 天国に行くのでしょ」
この言葉から
「できなくなる」のではなく「お返しする」
そして「何故 何故 why」の毎日から
「どうしたらうまくいくんだろう how」
と視点を変えてみることを発見しました。
と同時に 母の笑顔をみたい」から 「多くの方々の笑顔が見たい」
との思いが強くなり 日本福祉大学に編入学し 福祉を基礎から学びつつ 高齢者施設で 音楽レクリエーション担当職員として働くことを始めました。
13年実母の介護そして 実父の末期がんの在宅介護などの経験を基に
「くよくよ介護をニコニコ快互」へと変える方法をより多くの方々に伝えたいと思いセミナー講師として活動しており
介護家族としての視線
現場職員としての視線
双方向の視線をもつセミナーは多くの方の共感を得ています。
歌っているよりもしゃべっている方が多い」とも言われる音楽健康法も
「ああ楽しかった」「また 来てね」
の皆様の言葉に励まされながら特別養護老人施設、デイサービスそして自治体の介護予防教室などでの年間約450回を超えるレクリエーションプログラムを10年以上続けてきました。
また、レクリエーション介護士講座や各事業所様の職員研修、地域(主に西宮市)の介護予防講座の講師も年間十数回×10年務めています。