願いが叶いにくい時 その4:強い思い込みがある | こめじるしるーむ

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願いが叶いにくい時、そんな時には何かしらの要因があります。

引き寄せが上手く行かない、何をしても望む変化が起こらない、

随分と前から同じ願いを抱き続けている…など、そのような状態になるのには

やはり理由があり、そういった理由を知る事で対処できる事もあります。

 

 

願いが叶いにくい時シリーズその4

  強い思い込みがある

 

 

「これはこうである」とか「このようにしなければいけない」とか、

そういった強い考えは”思い込み”と呼ばれています。

思い込み=悪いもの、という訳ではなく、自分にとってそれが悪いものなのかどうかは、

思い込んでいる情報や価値観、もしくは状況によります。

ネガティブな思い込みで無かったとしても、その人の状況や願いによっては

「合わない」思い込みになっている事もあり、対処が必要になります。

 

願いに合わない思い込みの例

好きな事を仕事にして十分なお金を稼ぎたい、という願いを持ったとします。

このような願いに合わない思い込みは「好きな事を仕事にできる人はごく一部」とか

「自分の好きな事だけをしていても収入は得られない」などになるでしょう。

好きな事を仕事にしたいのなら、自分もそれが出来ると思えないといけませんし、

好きな事で稼ぎたいと思うのなら、好きな事をしていてもお金は入って来ると、

信じられるようにならなければいけません。

ですから上記のような思い込みは、この願いを達成していく上では弊害となってしまいます。

 

 

 

  思い込みの何がいけないのか?

 

1:自分が思い込んでいるもの以外を受け入れようとしなくなる

自分の人生には沢山の可能性がありますし、未来へ続く道も1つではありません。

しかし、頑固な思い込みを持ってしまっていると、それ以外の事を受け入れる事が困難になります。

例えばですが「人生とはこうあるべきだ」という強い思い込みを持っている人が居たとします。

そのような人に「こういう生き方もあるんだよ」と言っても、あまり聞く耳はもってくれないでしょう。

場合によっては親がこのような強い思い込みを持っており、

自分の思い込み(つまりは信念)から子供の”幸せ”を勝手に決めてしまい、

それを押し付けて、子供が生きづらさを感じてしまうケースも存在しています。

 

2:視野が狭くなる

思い込みとは、言わば自分自身が固く信じている事です。

私はダメだと固く信じていたら、自分の良い部分を見ようとしなくなります。

自分は愛されないのだと信じていたら、自分への愛に気付きにくくなるのです。

自分が信じているものだけしか”真実”ではないので、否定する物事も多くなります。

視野が狭くなっている時、それだけ視界に不純物が多いのだと考えるようにして下さい。

汚れたメガネのレンズを通して現実を見ているような状態にあるので、

正しく判断出来ている可能性はとても低いのです。

しかし、思い込み自体が”正しい”と思い込ませているので、それにも気付きにくくなっています。

 

3:自分の持っている思い込みが、自分の願いの邪魔をしている

先に書いた「願いに合わない思い込みの例」にも書きましたが、

自分の思い込みが、自分の願いの邪魔をしてしまっている事が良くあります。

自由に過ごしたいと願っていても、心の中で「自由に過ごすのは悪い事だ」と考えていたら

自由に過ごしたいという自分の願いは非常に叶いにくい状態になるでしょう。

それをする事は悪い事ですから、自由に過ごす時間を設ければ設けるほど、

罪悪感が募ってしまう事になります。

このため、自分で自由な時間の経験を禁止してしまいがちになるのです。

 

4:自分に大きな影響を与えている思い込みほど、思い込みだと気づいていない

これはとても大切な要素なのですが、その人に大きな影響を与えている思い込みの事を、

その人自身は「当然の事」とか「当たり前の事」と捉えている場合が非常に多いです。

このように生きるのが当たりまえ、このように生きれなければ困窮するという思い込みを

当然の事だと思い込んでいる人に対して、その考え自体が”思い込み”だと伝えても、

理解できないという返答をいただく事が本当に多くありました。

自分の軸になっている思い込みの部分に触れられると、人はその言葉を拒絶したり、

怒りでよって否定したり、理解が出来ないというような反応を示す事が珍しくありません。

ですから、自分自身で自分の思い込みを把握しようと思う時には、

慎重かつ、どこまでも冷静に自分を見つめ続けなければなりません。

また、自分の思い込みの部分に触れてくれている言葉を受け入れる時にも、

自分の感情に流される事のないように気を付けておくと良いでしょう。

どうしても受け入れがたい時には、少し時間を置くようにするのがお勧めです。

 

 

 

  思い込みから自由になろう

 

思い込みの解除や手放しは効果がありますが、私の経験上、

芯になっている部分を手放さない限り、現実的な変化が現れる事はあまりありません。

なぜその思い込みを持つようになったのか、その原因で在ったり、

その思い込みを持つ事でどんな利益が自分に出ているのかを探ったりと、

思い込みの芯の部分にあるものは、人によってバラバラです。

 

≪具体例≫

煙草を辞めたいと思っている人が居たが、色々としても辞める事ができなかった。

心の中を紐解いていくと、人との交流に対してわだかまりを抱いている事が分かった。

煙草の煙を出す事で、煩わしい人間関係から自分を守ろうとしている可能性があったため、

人間関係に対する思い込みを変えていったところ、無理なく煙草を辞める事ができた。

 

この例は私が愛読している本に書いてあったことをかいつまんで記載したものです。

この人が望んだ現実的な変化は「煙草を辞める」ことです。

煙草を辞めるために色々と試したが上手く行かず、

心の中にある「人間関係に対する思い込み」を取り除く事で、望んだ変化が起こりました。

 

 

【簡単な思い込みの手放し方】
1:自分の望みと、普段から良く考えている事を紙に書きだしましょう
2:普段から良く考えている事の中に「望み」と真逆の性質を持つものがないか探してみましょう
3:真逆の性質を持つものがあったら「私はこの思い込みを手放す」と宣言してください

この思い込みの手放し方はとても簡単なものですが、確かに手放していく事ができます。しかし、自分が気付いている所から少しずつ行っていく方法なので、何度も何度も繰り返し行う事が大切になります。自分が明確に気づいている”思い込み”(考え癖や信念も含む)を解除していくやり方は、繰り返していく回数が増えれば増えるほど効果が増していきます。1つ思い込みを手放すと、新しい思い込みに気付く事言う事が連続的に起こるようになります。ドンドンと確信に近づいていく事ができますから、自分のペースで、無理なく行うようにしてみましょう。また、様々なヒーリング方法にも、思い込みを手放すテクニックが存在しています。それらを活用するのも素晴らしい事ですので、アナタの好きな方法があるのなら、どうぞそれを楽しんでください。

 

 

思い込みには自分を守るものもありますが、自分を妨害してしまっているものもあります。

また、多くの場合は、自分が思い込みだと思っていない考えが、

自分に最も強い影響を与えている「手放した方が良い思い込み」になっています。

中々それに気づく事は難しいので、焦らずじっくりと進んでいきましょう。

 

思い込みを解除する事によって、望む事に意識を向けやすくもなります。

自分を制限する思い込みから自由になり、アナタに幸せを与えてくれる信念を

沢山自分の内側に創り出していきましょう。

 

 

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