流れに身を任せる その6 | こめじるしるーむ

こめじるしるーむ

誰しもが自分として在る事が一番大事。そう信じています。



前回は”自分は大切な存在だ”と認識するために、
何らかの条件が必要だと思う事は不自然なんだよ、というお話でした。
今回は”行動”についてのお話です。


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Aの流れと、Bの流れでは”行動”の概念が少し変わります。
Aの場合、行動は【自らの選んだ方向性に向けての動き】になりますが
Bの場合、行動は【自らの価値を証明するためのツール】になります。

もうちょっと特殊な言い方をすると、
Aの場合【自らが選んだ方向性を現実化させるためのプロセス】となり、
Bの場合【自らが満たされる為に行う周囲との闘い】となります。


A あるがままの流れの中における行動
あるがままの流れの中における行動をとっていない人はいません。
ですが、とっている行動の種類が大きく分けて二つに分かれます。
流れに乗っている行動か、流れに抵抗している行動かのどちらかです。
どういった種の行動をとっているかよりも、自分の意識がどちら側を選んでいるかが大切です。
抵抗を生み出す思考にフォーカスしている時には、
人生の流れに抵抗するような行動を自然と行います。
抵抗することなく、人生の流れに身を委ねている時には、
人生の流れに乗るような行動を自然と行います。

≪例≫
○私は大切な存在だと固く信じている時(流れに身を委ねている)
→大切な自分を敬いながら、自分の熱意に繋がる行動を行うようになります
周りの愛も素直に受け入れ、自分の愛も素直に表現し、愛や感謝を行動で表します
○私は大切な存在ではないと固く信じている時(流れに抵抗している)
→自分を雑に扱いながら、他人に価値を認めてもらうために他人が喜ぶ行動を選びます
もしくは、自分を卑下する為に、自分の事を嫌いになれるような行動を繰り返します

上記のものは例えとして挙げたものですが、委ねている時と抵抗している時とでは、
やっている事が同じだとしても、その行動が作り出す現実は全く違ったものになります。
自分を尊重している時には、いつでも自分を尊重した現実を作り、
自分を卑下している時には、いつでも自分を卑下できる現実を創造します。

Aの流れはずっとこの世界にあり続けているものなので、
自分の選んだ方向を現実化するプロセスは常に起こっています。
なので、自分が”身を委ねる”のと”抵抗”するのと、どちらを選ぶのかが重要になってきます。


B 抵抗を生み出す思考から行う行動
抵抗を生み出す思考は、全ての供給源は”外的要因”だと固く信じています。
その為、人から愛されるための行動を繰り返したり、
他者から認められるために、他者が望む行動を繰り返したりする事が多くなります。
また、外部にある”良いもの”を自分が独占する為に、
外部を制圧するような行動を行う事もあります。
これらの行動の根っこには、必ず”恐れ”が潜んでいます。

あるがままの価値を否定された存在はこの方向性に意識をむけやすくなりますし、
この方向性が真実で、自分を犠牲にすれば救われると教え込まれている人もいます。
他から多くを奪ってくる親の姿を見て、そうなる事が正しいと信じ込んでいる人もいます。
人間は悪魔のように多くを奪うと信じている人たちの影響を受けて
そのような思考のプロセスを固く信じながら生きている人たちも大勢います。
ですから、この考えをしている人たちが”悪い”という訳ではありません。
彼らは自分の姿を忘れてしまっているか、忘れるようにと教え込まれています。
外的要因によって”自分という存在の定義”を変更させられているので、
自分を犠牲者だと思い込んでしまっている事が大変に多くなります。

犠牲者から抜け出すために、自分が誰かを支配できる立場に立とうとするか、
犠牲者である自分を救い出してくれる、救世主のような存在を求めるか、
犠牲者であることを忘れさせてくれる、素晴らしい環境を求めてウロウロするか、
どのような場合であれ、外的要因によって、自分を救い出そうとする事が多くなります。

Bの行動がうまくいく事はありません。
周りから何かを得ようとしている者達が出会ったとしても、
奪い合いに発展していくことが多くなるからです。







ジッとしているのも行動、忙しく動き回るのも行動です。
どちらが良いという訳ではなく、その行動をとっている動機が重要です。

自分を否定して何も行動が出来ないと思うから、ジッとしているのか、
それとも、今後の展望をハッキリと決めるためにジッとして、自身を静観しているのか、
前者の場合はジッとしている姿勢がネガティブな現実を作りますが、
後者の場合はジッとしている姿勢がポジティブな現実を作ります。

周りから望む何かを得続けるために、いつもヘトヘトになって動き続けているのか、
自分の目標を達成するために、いつもヘトヘトになって動き続けているのか、
前者の場合はヘトヘトになるまで動く事がネガティブな現実を作りますが、
後者の場合はヘトヘトになるまで動く事がポジティブな現実を作ります。

行動だけを切り出してみてみたら、両方ともに同じことをしているように見えると思います。
ですが、全く同じことをしていても、作られる現実(経験する事)は大きく変わります。
それは”運”ではなく、自分が”委ねる”と”抵抗”どちらに意識を向けているかで決まります。



私は多くの人が”行動”に関してしんどさを感じているのは、
流れに抵抗する思考を選んでしまっているが、そこにあるものに違和感を覚え
そこ(抵抗の状態)から抜け出したいと思っているから
…ではないかと考えています。

抵抗の概念では固定された外的要因の中から、自分の思い通りにものを探し出し、
それを会得するための行動を行わなければと思う事が多くなります。
その為、他の人が良い経験をすれば妬みますし、
自分が良い外的要因を会得する確率が下がったとしてショックを受けます。
出来るだけ早く幸せを会得しないと、自分の分がなくなると考えやすくなるのです。
その為、奪い合います。
この行動に嫌気を感じている人が、とても多いのではと思っています。



繰り返しになりますが、この世界にはもともとAの流れしか存在していません。
次からもこの流れについてのお話をしていこうと思います。



りんーご あばよ!






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