【効果のあった事】　とりあえず神に祈る

どのような状態でも、それを改善するには、

それを改善したいという強い気持ちを持つことが大切だと感じています。

そして、改善を只管に願い（祈り）ます。
ただ、この時、どんな言葉を使うかはあまり関係無いと思っています。
それよりも、どれだけ自分の思いをダイレクトに外に出せるかが重要です。

スピリチュアル的には、汚い言葉や否定的な言葉が嫌悪されますが、
今、自分自身の心の中に在る感情が怒りや不満といったネガティブなものなら、
それを無視して言葉だけをどれだけ綺麗にしても、何の効果も期待できません。
表面的に「愛」や「感謝」をどれだけ述べたとしても、
心の底からそれらを感じる事が出来ていないのなら、言葉の全てが嘘になります。
汚い言葉で正直な心を述べるよりも、綺麗な言葉で心に嘘をつく方が
自分にも他人にも与えるダメージが強くなります。

私が変化するきっかけをくれたのは夢ですが、
その夢を見る辺りに頻繁に行っていたのが祈りでした。
でも、その祈りは本に載っているような綺麗な物ではありません。
例えばこんなもの…

どうして私を助けてくれる人は現れないの？
他の人には助けがあるのに、どうして私には他の人が経験する事をさせてくれないの？
常に、辛い事を一人で耐えて解決しないといけないから、
私の体はドンドン弱って行きます。助けが無いので、休む暇が全くありません。
ねぇ、神様、いるのなら聞いて答えを頂戴よ。
なんでなの？！何か言えよ、このやろう！！

未だに覚えていますが、私は自分が抱えている悲しみや不安、怒りを
無意識的に”神”にぶつけていました。
この言葉の中で祈りになっているのは「答えを頂戴」という部分のみです。
お世辞にも綺麗だ言えない言葉で神に不満を告げ、
決してポジティブとは言えない言葉のみで自分を語り、改善してくれと悲願しました。

この時、どうして”神”に怒りをぶつけたのかは分かりません。
私はカトリックでは無いですし、私が育った家も宗教には興味がありません。
ただ、当時勤めていた会社が仏具（宗教的な用品を扱う）問屋だったので、
仏と神様をごっちゃにして、会社への不満をつぶやくような感じになったのかも
しれませんが…真意のほどはよく分かりません。
ただ、何故か神に対して只管に「どうにかしてくれ」と祈り続けました。

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昨年、やっとずっと読みたかった「神との対話」という本を読みました。
この対話は、神への憤りを綴る手紙から開始されたと知り、
ちょっぴり共通している経験に笑った覚えがあります。

この本はベストセラーになっています。
「お前は汚い言葉を使った、私を愚弄した」と神がニールさんを裁いていたら、
対話も無かったと思いますし、本にもならなかったと思います。

美しい祈りの言葉を使わないからといって、
人を裁くような心の小さい存在が、全てである神な訳ありません。
美しい祈りの言葉を使わない事を嫌悪するのは、その言葉に囚われている人間だけです。
他の人間の裁きを恐れて、自分の心に嘘をつく必要は無いと、私は思います。

何でもいいから助けが欲しい、突破口が欲しいと思う時は、
普遍的な存在である神へ、ありのままの感情をぶつける事がとても効果的だと思います。

怒りを感じているのなら怒りを表現し、悲しみを感じているのなら悲しみを表現してください。
怒りを隠して感謝の祈りをしても、悲しみを隠して愛の祈りをしても、何の意味もありません。
その祈りに本当に込められる感情だけを込めるようにして下さい。
そうした方が、何らかの形の突破口がやってきやすくなります。

私の場合は、夢がきっかけでしたが、やってくる出来事は人によってバラバラだと思います。
でも心に強く響くような何らかの出来事が起こってから、
少しずつ、自分に出来る範囲で変化が起こっていくような流れは共通していると思います。

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まとめ
自分の感情や心に嘘をつかずに、
今の自分が感じている事、望んでいる事を
自分のありのままの言葉で表現し、
自分が強く願っている事を同時に伝える。

現時点において、感謝できる状態じゃないのなら、無理に感謝しようとしなくて良い。
感謝できる状態になりたいよ！と断言するくらいでＯＫ。
愛を感じるにしても同じこと。素直な感情を出す事だけにフォーカス！！

これがこうなって、ああなって、あの人がこんな感じになって…
という細かい欲求は、全く聞き入れられないと思っていた方が良い。
何がどうなるかは全て任せ、どうなりたいかだけを伝えるようにする。
当時の私の場合、「元気になりたい」が一番の願い。
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それでは、また今度～

注意
ここで言う神とは、何らかの宗教観から派生している「神と言う概念」を指すものでは無く、
全体を生み出し、全体として此処に存在している”何か”の名称として神を用いています。
この意味を表現する名称として、宇宙やエネルギーといった言葉が記される事もあります。