【占い師ver】　未来予知をしないタロットリーディング

こんにちは。占い師ver　早紀です。
今日は昨日書いていた、「未来予知をしないタロットリーディングの方法」を書きに来ました。

このリーディングで導き出すのは、下記のようなものです。

・自分の強みや弱み
・内側のどこを変えればいいのか
・自分のどこを伸ばせばいいのか
・自分のプラスの行動パターン
・自分のマイナスの行動パターン
・変えたい部分を変えるために、どうすればいいのか
・伸ばしたい部分を伸ばす為に、どうすればいいのか
・現時点における未来を良くする最善の方法
・潜在能力に気づく
…etc

潜在意識（無意識）の変容と言われているものに似ています。
では、早速その方法を書いていきますね。

　やり方

２２枚、もしくは７８枚のタロットカードを用意して下さい。
そして、カードへ下記のような質問を投げかけてください。

　　「今の私の悩みを根本から改善する方法を教えてください」
　　「私が今陥っているパターンをこの場に提示して下さい」
　　「私が何をすれば良いのかを教えてください」

文章は何でも良いですが、これから先どうなるかといったニュアンスを含まないものにして下さい。
例えば、以下のようなものは避けてください。

　　「私は将来的に（結婚・就職・昇給…希望する事が）できるでしょうか？」
　　「私の未来は明るいでしょうか？」
　　「私のこれからは、どういったものになっていくでしょうか？」

これらの質問は、「未来予知をしないリーディング」では行わないようにしてください。
質問は、声に出しても良いし、心の中で唱えても良いです。
ただ、丁寧に、心をこめて告げるようにしてください。

　ヘキサグラム法に展開

シャッフル、カットはお好きなように行ってください。
ただ、逆位置を採用するので、机の上でカードを混ぜるような方法がベストかと思います。
以下に私のシャッフルとカットの仕方を掲載しておきます。よければご参考下さい。

◆シャッフルの仕方
　机の上に置いたカードを時計回りにクルクルと回しながら混ぜる。
　ある程度混ぜたら一まとめにして、机の上に横にした状態で置く。
　※どれだけ混ぜていいか分からない時は、２０回くらい混ぜるようにしてください。

◆カットの仕方
　まとめたカードを３つに分けて、好きな順番に重ねていく。
　左右どちらを上にするかを決めて、カードの束を左手に持つ。
　※決めれない時は、（自分を見る時は）右を上にして下さい。
　※無断で誰かを見る事はしないでください。依頼があった場合のみ行ってください。

シャッフルとカットが終わったら、ヘキサグラム法に展開していきます。

◆展開の仕方
　
　上から６枚カードを省き、１、２、３の場所にカードを置いてください。
　余ったカードの上から再度６枚カードを省き、４、５、６、７の場所へ置いてください。

各位置の意味は、以下のようになります。

　１：過去
　２：現在
　３：未来
　４：対策
　５：周囲
　６：自分
　７：最終結果

　※カードを置く時、上下が逆にならないように気を付けてください。
　※場に出すカードは全て絵柄を上にしておいて大丈夫です。

これを並べると、下記のような形になります。

　読みとっていきましょう！
ここでお伝えする方法は、とても簡単なものです。

◆陥っているパターンを見る
　パターンは「１過去、２現在、３未来」のカードで読み解きます。

　３未来に良くないカードが出ていたら「自分に治すべき個所がある」事を表しており、
　３未来に良いカードが出ていたら「そのままの姿勢で良い」という事になります。
　
　２現在の位置に良くないカードが出ていたら、「今は自分を変える時では無い」
　２現在の位置に良いカードが出ていたら、「自分を変える最適な時」であると読み取れます。

　また１過去の位置にでたカードは原因や要因を表し、
　潜在意識（無意識）内に入っている、癖を作る元になったものを表してくれています。
　基本的に良し悪しの判断はしませんが、影響力が強いカードでもあります。

◆自分の取るべき行動を見る
　具体的な行動を見る時には、「４対策、５周囲、６自分」のカードで読み解きます。
　
　此処では、周囲と自分のカードを見比べる事を行います。
　自分のカードが良くなくて、周囲もよくない場合は、
　自分の行動パターンが周囲にも良くない影響を及ぼしていると分かります。
　もしくは大衆の悩みに自分も入っているという事になります。
　
　自分のカードは良くないけど、周囲のカードが良い場合は、
　自分が無理をして周囲に合している行動を表します。
　もしくは、真実を受け入れずに自分の思い込みで物事を悪くみている可能性があります。
　
　自分のカードは良いけど、周囲のカードが良くない時は、
　自分の事ばかりに意識が向いていると読む事ができます。
　もしくは、周囲に流されてはいけないというメッセージである事もあります。

　このあたりを的確に読むためには慣れて行くしかないんですが、
　一番分かりやすい方法は、１２３のパターンがいい場合は自分のカードを強調する。
　１２３のパターンが良くない場合は、周囲のカードを強調するようにしてください。
　　「もしくは…」から始まっている言葉の方が、周囲のカードを強調した読み方です。
　パターンの良し悪しは主に、３未来の位置で決定して下さい。
※未来…アナタが作りやすい、もしくは作ってきた現実の形を表しています。
　
　４対策のカードは、場にでた全てのカードと合わせて読み解いていきます。
　特に場にでたカードが最も強いところに注目して下さい。

【カードの強さ】※上に行くほど強い
大アルカナ
小アルカナのＡ
小アルカナのキング
小アルカナのクィーン
小アルカナのナイト
小アルカナのペイジ
小アルカナの１０（以下数字が下がっていくにつれて弱くなります）
大アルカナの逆位置
小アルカナの逆位置
※ここで伝えている「強さ」は影響力を表しています。
　良し悪しの判断では無いので、お気を付け下さい。

　４対策の位置にでたカードに具体的な策が象徴しています。
　たとえ良くないカードであっても、必ずプラスに転じる為の方法として表れてくれています。

◆最終結果を読もう！
　「展開法の場」としては、この７最終結果が最も強い影響力を持っています。
　ここは全てを総合した場所として読みましょう。

　ここのカードが良くない場合、これから自分の姿勢を変えて行けば良いという事
　ここのカードが良い場合、自分の良いところを伸ばしていけばいい事を表しています。

このリーディングで大切なのが、吉凶だけで判断しないという事です。
どのような結果が出ても、全て「良くなる為の方法」であるとして読み解きます。

説明だけだと凄くややこしいと思うので、見本用のリーディングを掲載しにきます。

これは誰でも行えます。一番のコツは、カードと仲良くなる事です。
お手元にタロットカードや、それに似たものがある場合、よければ一度お試しください。

　それでは！