東京マラソン2016最新情報!ある意味、青学・原監督の勝利!! | マラソン初心者に多いケガを治す方法と傷害保険の選び方‼

マラソン初心者に多いケガを治す方法と傷害保険の選び方‼

生涯現役で生きよう!まったくの初心者でもケガを防ぎ、楽しんで走り続ければフルマラソンを完走できる! 笑顔がモットーのランニングコーチが、マラソン初心者に多いケガを治す方法とおすすめ傷害保険の選び方をお伝えします。


みなさん、こんばんは。
今日は暖かくて、ランニング日和でしたね。
私も、恒例の早朝ランニングを妻と一緒に気持ち良く走ることが出来ました。

ホームコースの江戸川土手5キロを走り終え家に戻ってきたら・・・
ちょうど「東京マラソン2016」のスタートでした。

東京マラソン2016

マラソン大会を観ていて、
ある意味で久しぶりに面白く、日本マラソン界の可能性を感じた大会でした!

最近の日本マラソン界(有力マラソン大会)は・・・
実業団やプロの有力エリートランナーが、
アフリカ勢のトップランナーになんとかついていくも、
20㌔から30㌔過ぎで一気に離され・・・
後は粘って、落ちてきたアフリカ勢を少しかわしてゴール。

「○○選手、良く頑張りました!」というパタ~ン。

結局、前半のスピードについていくだけで、後半は勝負にならない!!
そう、優勝できる気がしないレースばかりでした。

今回も・・・結果的にはトップのアフリカ勢には歯が立たなかったものの、

この選手の良い所と、この選手の良い所を合わせれば勝負できるかも!?
ちょっと、2020年東京オリンピックのマラソンに期待が持てた大会でした。

前半は、村山謙太選手が世界のトップに付いていき・・・

前半は第2集団で力を貯めていた服部勇馬選手が、
30㌔過ぎにスパートして30㌔から35㌔を14分台。

ラスト2㌔だけでは、青学の下田選手が上位5番目のタイム。

3人を合わせた走りが出来れば、世界で勝てるかも!?


そして、またもや青学・原監督の戦略がはまった(目立った)大会になりました。

青学・原監督、持ってますね。

2年生の下田選手が、日本人2位(全体で10位)
そして、10代のマラソン新記録(4分近く更新)
3年生エース一色選手が日本人3位。

青学は箱根駅伝の強化と並行して、
「東京マラソン挑戦チーム」を作り、独自の練習メニューでマラソンを強化。
チームで合宿をして、フルマラソンの距離の不安をなくしたり、
40キロ走プラス2.195㌔走を取り入れて、ラスト2.195㌔の強化を徹底。

個人それぞれの強化メニューにプラスして、選手個人が考え目標を明確にする。

年齢や過去の栄光に頼るのではなく、
今の状況や先を見越してのチーム戦略。

前回の「提言」でも言っていた、日本マラソンのナショナルチーム化。

いつまでも一部の実業団チームや、意識の高い個人に任せておかないで、
本気で戦略的に取り組んでいかないと間に合わない!!!


村山謙太選手や服部勇馬選手、Hondaに進んだ設楽や日清食品の村山。
独自の道を歩む大迫・・・そして鉄人の川内選手。
2020年東京オリンピックに向けて若手や頑張っている選手を、
今からしっかり育てて世界に通用させないと、本当に厳しいと思います。


そういう意味で、とっても面白い「東京マラソン2016」でした。


つづく。