子育ての不安を癒やし支える
心のお守り
親子の個と心に寄り添う 
『温もり言葉』

かけがえのない子育てに
ほっと一息つける温もりと余韻を
5人の母の子守育




 時間のずれ 会話のずれ

 心のずれ 身体のずれ

 少しぐらいだからと 見過ごさないで

 その積み重ねが 大きな傷となる

 気がついた時に 早目の手当てを






“ずれ” を感じることはありませんか?

日常生活をする中での
時間の“ずれ”だったり…

なんだか話が噛み合わない
会話の“ずれ”だったり…

気持ちが追いついていかない

心の“ずれ”だったり…

不調を引き起こす
身体の“ずれ”だったり…

何かおかしいな〜

いつもと違うな〜と感じたとしても、


少しぐらいの違和感だと、

この位なら、まだ大丈夫だろう…


今は忙しいし時間もないし…

大したことないから…と

見過ごしてしまうことがあります。



私はもう25年も前になりますが

交通事故に逢いました。

その時に
足首を骨折し、鞭打ちになり
2ヶ月間以上、入院しました。

骨折はレントゲンで見れば
折れている…とはっきり分かります。

でも鞭打ちは…
レントゲンにははっきりと写らないけれど
“ずれ”がありました。

このほんの少しの“ずれ”が、
長年、私の体調を苦しめています…。

整体に行って
もとの状態に戻してもらっても、

病院へ行って
痛み止めの薬や注射をしてもらっても

また時間が経過すると、
じわじわと傷みや痺れが出てきます。

子どもを預けられないし
次の夫の休みは……と考えていると

なかなか病院へ行けませんでした。



痛みが出てきたら

おかしいな…と気がつけても、


時間の“ずれ” や 会話の“ずれ”は、
なかなか自分一人では気がつけないものです。

自分の中では
それが当たり前になってしまっているから…。


周りの人に指摘されたり

周りの人がいなくなって

初めて気がつけることもあります。


“ずれ”に気がついて、


直そうとしても…
直してもらっても…

長年蓄積された日常の私の“くせ”で

また元に戻ってしまいがちです…。



小さな“ずれ”の積み重ねから

少しずつ溝ができて、


大きな“ずれ”へと変わり

心や身体の傷になることもあります。



“ずれ”が根深いほど

修復するのにも時間もかかるし

大変になってきます。


元には戻らないこともあるかもしれません。



人間関係の“ずれ”は根深いですよね…。




ちょっとおかしいな…と感じた時に、

何か変だな…と気づいた時に、


早目の手当てをする大切さを痛感しています。



この言葉を書いた2年前からも

小さな“ずれ”が積み重なってきました。



“手当て”というと大げさな気もしますが、

手を当てて癒やすことで
自分自身を守る

大切な人を守ることに繋がります。



相手の話に耳を傾けたり

目を配ったり


温度感を同じにしようと心配りすることで

周りとの“ずれ”も手当てができます。


大きな傷にならないためにも、


ほんの少しの“ずれ”を見過ごさないように

そのまま放っておかないように


“ずれ”に気がついた時に

早目に見直しができるように

気をつけていきたいですね。




今日も一日、無事に過ごせますように。
今日も一日、ありがとう。



5人の母親の想いや葛藤や子育て経験

当たり前の小さな幸せへの感謝の気持ちを

色と言葉に書いています。


子育てが大変な時に『温もり言葉』を読んで
少しでもほっと癒やされたり
心のお守りや支えになれると嬉しいです。