子育ての不安を癒やし支える
心のお守り
親子の個と心に寄り添う 
『温もり言葉』

かけがえのない子育てに
ほっと一息つける温もりと余韻を
5人の母の子守育




 自分の気もちを

 口に出して   伝えていいよ

 一人で   
抱え込まず

 一人で   苦しまないで

 気もちを   分かち合えたら

 何かが  変わるかも






困ったことがあったら話してね…
できなかったら教えてね…

と言われても、

何て伝えたらいいのか  分からない…
いつ伝えたらいいのか  分からない…
誰に伝えたらいいのか  分からない…

子どもがよく言います。


発達特性による
コミュニケーションの苦手さもあり、

自分の気持ちを
周りの人に伝えられないから
余計に不安やストレスが溜まっていきます。


言葉で伝えるのが難しければ
紙に書いたものを渡したらいいよ…と伝えても、

どのタイミングで誰に渡したらいいか
分からない…と言います。

しまいには、

どうしたら良いのか
自分の気持ちも分からなくなり
動けなくなって固まってしまいます…。


まだ言葉がうまく話せない子どもが
一生懸命に口を開けて
何かを私に伝えようとしていたことを思い出しました。

その子どもの姿を見て
私は何を言いたいのか分かってあげたいと思いました。


大きくなるにつれて、

口に出して自分の気持ちを話すことが
恥ずかしくなったり、
心配や不安になってくるのはなぜでしょうね…。

口に出して話さないと分からないから…と
決めつけてしまうのはなぜでしょうね…。



「困ったら話してね…」と言われても
誰にでも話せるということではありませんよね。


子どものことで相談してみようと思っても、
やはり伝えにくかったり
どこに相談していいか分かりにくい…と感じます。



子どもを見ていて思うのです…。


自分の気持ちを伝えてみようと思える
安心できる環境が必要なのだと。


この人だったら話しても大丈夫
この場所だったら話しても大丈夫
今なら話しても大丈夫
今なら聞いてあげるから大丈夫


どのように伝えたらいいのか…
誰に伝えたらいいのか…
どのような時に伝えたらいいのか…

その方法を一つ一つ分かりやすく
説明してあげることも大切だと思います。
(視覚支援も効果的です)


話しても大丈夫だよ…と時間をかけて
丁寧に寄り添ってあげることも
大切だと思います。


あとは、継続的な関わりですよね。


私も子どもと一緒に
その方法を一つ一つ模索している最中です。


話を聞いてもらえたことや

受け止めてもらえたことは

一つ一つ安心に繋がりますよね。



一人で抱え込まないで…
一人で苦しまないで…

自分の気持ちを口に出して伝えていい…
ということを忘れないでください。


自分の気持ちを伝えることは
行動を起こす第一歩に繋がります。


伝えなければ何に困っているのか
周りの人に気がついてもらえないこともあります。

自分の気持ちを口に出して伝えたら…
一緒に分かち合うことができたら…

何かが変わるきっかけになるかもしれないですよね。


伝える一歩も勇気がいりますが、
きっと話を聴いてくれる人がいるから。

理解してくれる人や
助けになってくれる人がいるから。


私もそう願いながら
伝える一歩を踏み出しています。


安心して伝えられる環境を整えて
少しでも心配や不安が減りますように。



今日も一日、無事に過ごせますように。
今日も一日、ありがとう。



5人の母親の想いや葛藤や子育て経験

当たり前の小さな幸せへの感謝の気持ちを

色と言葉に書いています。


子育てが大変な時に『温もり言葉』を読んで
少しでもほっと癒やされたり
心のお守りや支えになれると嬉しいです。