元気で明るく友達いっぱい、何でも挑戦できる子に…と願う親自身はどうなんだって話 | 自分大好きな人の頭の中

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私にとっては当たり前だけど、話すと驚かれるから書いてみる。

小学校のクラス目標とかに

 

「明るい」

 

「元気」

 

「誰とでも仲良く」

 

「挑戦してみよう」

 

みたいなフレーズがよく書いてあるし、

 

親自身が願う子どもの理想の姿も

 

これらに近いものがあるよね。

 

「うちの子引っ込み思案だから」って悩んだり、

 

「うちの子友達いるのかな」って心配したり。

 

 

 

でもさ、そういう親自身は

 

どうなんだって話よ。

 

 

 

明るく元気で

 

誰とでも仲良くできて

 

どんなことにも物おじせず

 

挑戦できるパパとママが

 

子どもにも自分と

 

同じようになれって願っているのかっていう。

 

 

 

いつでも笑顔で他人や家族に接して、

 

体調不良も隠し通して、

 

PTAだろうが地域の役割だろうが

 

新しいハードな業務だろうが

 

深く考えずに引き受けて、

 

どんなに癖の強いママ友や地域や会社の人とも

 

我慢して自ら積極的に付き合っていて、

 

それが幸せで仕方ない!

 

我が子にもこの幸せをぜひ味わってほしい!

 

そういう親ならまだ100歩ゆずるけどさ、

 

自分ができていないことや

 

やりたくもないことを

 

子どもに要求するのはおかしいよね。

 

しかも、それ幸せそうでもなんでもないのにね。

 

 

 

全然そうでもないくせに、

 

子どもには要求しちゃってるなら、

 

今すぐやめた方がいいよね。

 

 

 

そもそも明るいって何?陽キャ?

 

笑顔でハキハキ話すイメージ?

 

みんながみんな接客や営業や

 

人前で話す仕事するわけじゃないでしょ。

 

そういう仕事の人でもプライベートでは

 

全然違うからね?

 

感情労働の疲労をなめちゃいかんよ。

 

幸せに生きていくのに明るさってそんなに必要?

 

愛想良くしているといいこともそりゃあるけどさ、

 

いらん人間関係に巻き込まれる率だって増えるよ。

 

いつも笑顔でいることが明るいことだって

 

思っているなら、そんな完璧主義は心壊すよ。

 

搾取もされるよ。

 

怒りや悲しみの表現を禁じたらだめだ。

 

 

 

「いつでも元気」だって同じ

 

生身の人間がいつでも元気なわけないんだから、

 

いつでも元気に見せるっていうこと?

 

そんなの同じように心壊すだけだよ。

 

 

 

自信を持って挑戦してみよう

 

という目標の前に

 

『自分でやりたいと思ったことを』と

 

入るのであれば、これだけはぜひ応援したい。

 

私自身も

 

『私がやりたいと思ったことには挑戦する』

 

ようにしている。

 

できるかどうかの自信の有無なんか

 

やる前にはわからないんだから

 

関係ないと思うけど

 

自分の感覚を信じるという意味の自信なら

 

絶対あった方がいい。

 

自分を大切にするための自信は

 

生きていくのに必要だからね。

 

 

 

明るくなんかなくていい。

 

元気じゃないときがあっていい。

 

誰とでも仲良しでいなきゃなんて

 

別に思わなくていい。

 

何か言われたり頼まれても、

 

嫌なことは嫌と言っていい。

 

 

 

でも、自分がやりたいと思ったことには

 

その感覚を信じて

 

迷わず飛び込んでいっていい。

 

失敗するか成功するかよりも

 

やりたいと思った自分の気持ちを

 

大切にして行動できたことが何より素敵。

 

 

 

子ども自身が

 

自分を好きでいられるような

 

そんな目標がいいな。

 

私もそんな自分であろうと

 

いつも思っているし

 

実践している途中だし、

 

実際に幸せだから、

 

「どの口が言ってるんだよ」とは

 

ならないよ。

 

まあ、口では言わないけどね。

 

親の幸せそうな姿を見ていれば

 

きっと伝わるから大丈夫。