こんにちわ
今回から4回に渡り
静岡県掛川市の伝統工芸品である
葛布をご紹介したいと思います
葛布は日本三大古布の1つ
葛布は私がとても大好きで
どうしても守りたいものの1つです
葛布を織ることは私の夢の1つでもあり
畑が忙しい季節は畑を頑張って
冬は葛布の作品を作る
そんな暮らしがいつか叶えたい
希望の暮らしなんです
こちらは葛布でできた傘です
自然なままの葛の糸と茶色い糸で織られたものです
日に透かすととても綺麗
光によっていろいろな表情を見せてくれます
そもそも葛布ってなに
根っこが葛湯に使われる葛のツルの部分の皮を剥き
中の繊維を取りだして糸のようにしたものと
普通の糸を組み合わせて織られています
葛のツルってこんな感じ
別名グリーンモンスターと呼ばれ
固くて大きくて重くて刈りにくくて
畑では厄介者です
そんな葛のツルですが他にはない艶があり
それが光によっていろいろな表情を見せてくれます
糸にするとこんな感じ
とても自然な艶があり光の加減で
いろんな表情を見せてくれます
その歴史は古く
京都の下鴨神社の蹴鞠の鞠袴が
今も葛布で作られているそうです
伝統工芸品というと敷居が高いような
社長さんは厳格な怖そうな人かなぁってイメージが
私の中にはあったんですが…
お店に行ってみると
良い意味で予想に反して優しく迎えてくださり
楽しいお話を盛りだくさんで気づけば2時間経過
ブログでご紹介させてくださいとお話したところ
快くご了解してくださいました
そんなすてきな小崎葛布さんのHPです
昔は40軒ほどあったお店も今は2軒と
寂しくなったそうです
近隣地域に暮らしていながら
葛布のことを知らない方も多いんです
なのでまずは知名度を上げることが必要と思い
ブログでご紹介させていただくことにしました
葛布って日本の伝統工芸品でありながら
アメリカのインテリアデザイナーさんが
お家のカーテンに使っていたり
洋風の暮らしや現代の暮らしにも似合う
綺麗でかわいい雰囲気のものもあります
この後ブログを続けて
vol.2で葛布の商品や魅力
vol.3で織りについて
vol.4で葛布ができるまで をご紹介していきます
ぜひご覧になってくださいね