滑らないダウンドッグで最高の効果を | 風のマーサ、街道を歩く(旅と古道と峠道のブログ)

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です。
当ブログでは主に
旧街道、古道、峠越えなど
について書いています。
また、それらを
通して日本の美しい原風景を紹介出来たらなぁと
思っております。
是非、ご訪問ください。

こんばんは、
風のマーサです。

ダウンドッグで手が滑って
困るという話を多く耳にするので
その疑問に答えて、解決していこうと
いうのが、今回のテーマです。

まず、こちらがダウンドッグです。
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手が前にズルズルと滑っていくと
気が散ること、この上ないですよね。

何故、滑るのか?
マットの素材が元々、滑りやすいから。
特に新品の場合、そういうことが
あります。

滑らないマットを使いましょう。

……では、ここで話が終わってしまうので
身体の使い方の視点で見ていきましょう。

もしかすると、手を滑らせるような
ダウンドッグを行なってるのかも
しれませんよ。

それでは
まず始めに想像してみてください。
ダウンドッグでズルズルと
前に滑ろうとしているところを。

どうすれば、その滑りが
止まるのだろうか。

           

            
           


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誰かに、後ろから
支えてもらったら
よいのです。
後ろへ軽く引っ張ってもらう。
正確には骨盤を赤い矢印の向きに
動かすイメージです。

実際は
この誰かの行なっていることを
自力で行うことになります。

さて、ここまで
わかったところで
話を先に進めます。

まずダウンドッグでは
身体が丸まらないことが大切です。
しかも頑張ることなしに
背中がニュートラルになっていたいです

頑張ってしまうと背中が固まって
肩が上手く動かなくなります。
そして、上図のようなイメージを
抱くことも難しくなります。

この場合、かならず膝を曲げて
背中を楽に伸ばしましょう。
(ハムストリングスを解放する)

逆に背中を反らそうとする
働きもNGです。
後述しますが、それは
身体を前に滑らせる働きになります。
しかも、肩を圧迫させて
痛める原因にもなります。
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実際にダウンドッグでは
腰は緩やかに丸まります。
それは構造上の問題で
無理にここをs字湾曲にすることは
避けましょう。

とにかく、楽に背中が
伸ばせる工夫を一番はじめに行います。
(膝を緩めるとか)


では
下の写真を見てください。
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オレンジ方向に力が
働くと、手は前に滑りやすいです。
具体的には、姿勢を良くしよう!
反らそうとする気持ちです。

緑色の方向に力が働くと
手は滑りにくいです。
(誰かに支えてもらうイメージ)
身体の裏側を全て伸ばすイメージ
具体的には、吐くときに
おへそを背骨に近づけるように
すると良いです。
尾骨が少し下に伸びるイメージ。
(骨盤を前に倒すのを引き戻す力の働き)

その動きを、さらに細かく説明するために
下の写真をご覧ください。
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オレンジ方向の力の働きかけでは
腰や背筋はガチガチです。(反ろうとしている)
お腹は床方向に緩み、
胸まわり(胸椎や肩甲帯)
を上手く使うのことが出来ません。
つまり、肩が圧迫されるように
痛むと思います。
脚は形ばかり床を押してるだけで
手を前に滑らせる力の手助けを
しています。

手脚の動きが外向きで
意識も外にばかり向いています。
全身、緊張しながら
肝心のところは緩んでいます。

緑色の方向では
腰や背筋はリラックスしてます。
お腹は引き上がっていて(とくに吐くときに)
(同時に土踏まず、内腿、
骨盤底筋も引き上がる)
十分に胸まわりを
上手く使うことが出来ます。
つまり、肩を気持ちよく
伸ばすことが出来ます。
脚も骨盤方向に一度、
引き込んでから(つまり安定する)
床をしっかりと押せてます。

手脚の動きが内向きで、
集中力が高まっています。

まとめると、
吐くときにお腹を薄くする。
(へそを背骨に近づける)
吸うときは胸を広げながらも
背中に空気を入れること。
(胸だけに入れようとすると、反って
お腹の力が抜けやすい)

このようにイメージすることで
滑らないダウンドッグが出来ます。
(マットによっては多少滑るかも
しれませんが、滑り度合いは、ましです)


この滑らないダウンドッグで
肩まわりや、腰まわりを
柔軟にします。
肩周り、腰まわりスッキリ。
つまり、肩凝りや腰痛予防に
最適です。

そして、さらに
身体が動くようになると
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この写真のようにダウンドッグでは
頭が床につくまで深めることも出来ます。
肩は天井方向、胸は床方向に広がる
イメージです。
(反らしてしまうと、それぞれ
矢印と反対方向の力が働き肩を圧迫
させてしまう)

吐くときにお腹をうすくして
頭が床に近づき(ピンクとオレンジの
力が働く)
吸うときに、背中にも空気を
入れて、すこしリリースする感じ。


肩は窮屈にならないようにします
(深めると肩甲骨が多少寄りますが、
それでも肩、首まわりは広げて
おきます)

正しい体の
使い方で背筋、腰まわりを
リラックスさせて、肩を解放させます。

これは何をしてるのかと
いうと肩の動きを深めているの
です。

いかがでしたでしょうか。
滑らないダウンドッグは
肩も腰もほぐしてくれる
素晴らしいポーズになります。

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