あるレッスン場では、シルバー世代の人たちが芝居の稽古で汗を流していました。
近々発表会があるとの事です。
演出家は笑顔で接しながらも、時折ダメ出しの口調は強くなったり…。
演出家より年上である出演者たちは、素直に返事をしながら真面目に取り組んでいます。
苦難の時代を体験し、長年の仕事も退き、これからの人生を芝居で楽しんでみたいのかもしれません。
熱気に包まれた中、その貪欲な姿は魅力的でした。
年齢を超えた輝きがありました。
「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう。………
たくましい意志、豊かな想像力、炎える情熱をさす。………
時には20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。年を重ねただけでは人は老いない。理想を失う時、初めて老いる。………」
(サムエル・ウルマン「青春」より)
きっと素敵な本番を迎えられる事でしょう。
『人生という表現活動』
ところで日本で使われている「シルバー世代」という言葉は、米国では「オパール世代」と表現しているそうです。
七色に光り輝く宝石という意味でしょう。
オパールの方がいいなぁ…☆
