こんにちは、
ボイスクリアリングで人生をリスタイル、
ボイスカウンセラーの江頭幸宏です。
ただいま、町田から北千住へ戻っています。
電車に揺られ、約2時間の旅。
隣で長男は、ゲームをやっています。
本体は、12/4に買ってあげたクリスマスプレゼント、
カセットは、昨日買ってあげたお年玉の代わりの、
プレゼントです。
今までのシリーズは、
こちらからどうぞ。
そもそも、
こんなプライベートな事をブログにあげよう、
と思った理由も、あります。
離れて暮らしている親子は、
今の世の中にたくさんいると思います。
定期的に会えている人もいれば、
そうでない人もいるでしょう。
また、引き取って育てているお母さんもいれば、
お父さんもいるでしょう。
結論から言うと、
子どもにとっては、
両方(お父さんとお母さん)に会えるって、
すごく大切なことだと思います。
離れて暮らすお父さん(もしくはお母さん)のことを、
お子さんに悪く言うことはしないで欲しいと思います。
だって、お子さんの半分は、その人だから。
そんな親御さん達に、
僕のような形もあるんだよ、
という1つの形、という意味で読んで欲しいと、
思って、昨日から徒然なるままに綴っています。
さて、長男との時間ですが、
去年までは、月に1回しか会えないのにも関わらず、
しつけ(のつもり)をしていました。
月1回しか会っていないくせに、
なんでしつけができんねん、
ですよね。
本当、その通り。
今年から、
僕と会う月1回の時間は、
長男の好きなようにする事、
をテーマにしています。
今日も北千住に着いて(13:00頃)ランチ予定でしたが、
町田駅に着いた11:00前に、
ミスドが食べたい、お腹がすいた、と言います。
去年までの僕は、
「まだ、お昼には時間が早いから行くよ。」
とか。
「ミスドなんて、買わないよ。」
とか、言っていたでしょう。
今日は、
「お昼ご飯食べてからドーナツ食べるなら、
買ってもいいよ、我慢できる?」
長男:「うん。」
僕:「お昼ご飯は、まだ11:00だけど、もう食べる?」
と。
そして、
お昼ご飯をかなり早めに済ませ、
電車に揺られております。
さて、このシリーズも終わりに近づいてきました。
(もうすぐ北千住に着きます。)
長男と離れて暮らすようになり、
もう6年が経ちます。
僕は6年前に個人事業主として、
起業しています。
もともとは一部上場企業で、
若手の中では生え抜きの管理職まで行っていた僕ですが、
そのキャリアを捨て、今があります。
その、大きな大きな理由の1つが、
長男の存在です。
多くの人からすれば、
こんなの育児でもなんでもないし、
え?何?って思うかもしれません。
ただ、僕にとって、
これは育児なんです。
僕にとっての育児とは、
「背中を見せ続ける存在であり続けること。」
です。
そして一緒に住んでいない、
その選択をした以上、僕にできることは、
「追いつけない父親で在り続けること。」
です。
きっと中学生か高校生で、
すごく反発されるでしょう。
すごく嫌われるかもしれません。
当たり前だと思うんです。
それでも、僕が父親としてできること、
それは、「追いつけない男で在り続けること」だと思うんです。
そして、彼がこれから「やりたい」と思ったことを、
やらせてあげられる父親で在り続けること、
これが僕の仕事に対する原動力で在り、根源でもあります。
そして、
これが離れて暮らす僕の、
生涯を通した僕なりの育児です。
完
江頭幸宏