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私が薬科大学を卒業して数十年が経過。

記憶もあやふやなところではあるが、

え〜!?そうだっけ?

みたいなことが増えてきたので、

つぶやきのように書いていくシリーズ。


まぁ、古臭い知識にしがみついている単なる

老害だって笑いながら読んでくれれば有り難いです。

だから目くじら立てないでね🙏


今日は今さまざまな感染症のことが話題になっているので抗生物質について書こうと思う。


学生時代、微生物学という講義があって、

菌の正式名称を覚えるのに必死だった。

そして抗生物質について(具体的な薬は現場に出てから)もざっくり

〇〇系抗生物質、こんな構造でこんなのに使って、副作用は…といったことを覚えた記憶がある。



そして卒業して働くようになって

数々の疑問が…滝汗


風邪に抗生物質が処方されている。

風邪ってウィルスなハズ🤔

抗生物質は細菌に対して使うのではないのか?


先輩に聞いたら、


「二次感染予防」


だって。

風邪を引いて免疫が落ちていると

肺炎になりやすいからだそう。

耐性菌ができたらどうするのだろう?

と思うのだが、そういえば、学生時代既に

抗生物質が効かない耐性菌のことについても

講義で聞いたことあったわ。


因みに耐性菌が出て抗生物質が効かなくなった場合は、その抗生剤を約5年間、全人類が全く使用しなければ耐性菌の耐性菌の耐性菌…てな感じで

また効果が得られるようになると言われているけど、使用をゼロにはできないよね。

イタチごっこなわけだ。


最近やっと、抗生物質を安易に使わないようになってきているのは良いことだ。


私は以前、口腔内に超細かい水疱らしきものが大量に出たときとか、風邪でもないのに風邪かもしれないからとか、念のために抗生剤が出された時に服用したらもれなく具合が悪くなったことがあるので、

病院に行くときは、安易に抗生物質が処方されないように副作用歴に抗生物質と記載する。

記載しても処方されるので、そのことを伝えると処方から削除される。

ってことは重症な感染症で菌が同定されて命に関わるものでない限りは抗生物質って飲まなくてもいいんだ、と思うのだった。


私自身はこんな感じだけど、

薬をもらっていく患者さんは

普通に飲んでもなんともないみたいだし、

風邪でも抗生剤がとてもよく効くのだそう。

中には家庭の常備薬として持っている方もいらっしゃるほど、重宝されている抗生物質。


効果があって副作用が出ていないのならそれでいいのか…。

と謎の世界のまま漂わせている私だった。


まだつぶやきたいことがあるので

次回は抗生物質パート2


本日もお読みくださり、

ありがとうございました🙏



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