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この当時は製薬会社の営業(今でいうMR)は薬学部の男子がほとんどだった。


恐らく私たちが就活するあたりから

男女雇用均等法が成立され、

(別の機会に書くが、

いいのか悪いのか?

このおかげで面接では

今だったら絶対セクハラで訴えられてもいいような質問を投げかけられることになる)

女性MRの募集も始まった。



私のような人間は営業向きではないので、

就職するつもりではなく、

企業説明会の行く友達について行って

説明会に参加した企業さんからお土産をもらうことが目的だった。

売り手市場でバブルな時代だ。

(当時流行っていた、シーブリーズとかコパトーンの日焼け用クリームなどをお土産にくださる会社は大人気)



「〇〇会社のお土産はすごい」


そんな噂を聞いては説明会へ行っていた私たち。


ところが、私が衛生化学教室にいることを知ったあるメーカーの採用の方から、

丁重に採用できない旨のお電話を私個人だけでなく、教授へもお電話をいただき、

ビックリしたのと同時に、実は公表していないが教授は方々にコネがあることがわかった。


教授に呼ばれて就活するなら、ちゃんと相談するようにと注意された。



それからはお土産目当てに行くのをやめることにした。



さて、私はどういう仕事に就こうか?



教室では、公務員の資格を取ることを勧めていた。

保健所など役場系の公共機関や国公立の病院への就職が可能になるからだ。

そして何より景気に左右されず安泰だからだ。



しかし、ここまで勉強三昧で卒業試験、国家試験もあるのに⁉️

新たに勉強する気力は私にはなかった。



そんな私は

学生課で漢方薬局の求人を見つけたのだった。



本日もおつきあいくださり、

ありがとうございました😊



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