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登校拒否していた私。

前日電話で先生と話したので

行きたくなかったが

約束だし、母が騒ぎ立てるので仕方がなく、

遅刻ギリギリの時間に学校へ行った。



今まで一緒だった同じテニス部の子が


「あの人だっきゃ、先生さ言いつけんだって!」


って騒いでいたことを教えてくれた子がいた。


やっぱりな

先生に言ったことでさらに嫌われるやつだ。



相変わらず口を聞いてくれる人はほとんどいない。

もう学校は休めない。


毎日誰か話してくれないかと人の顔色をうかがう日々。



ある日の帰り道、いつものように1人で帰って行く私を追いかけてくれたのは

同じクラスのもう1人のテニス部の子だった。



「また今まで通りに話をしよう。」



って伝えに来てくれた。

嬉しかったが、本当かどうか信じることができない自分もいた。



転校生でいきなりテニス部に入り

試合にも出て、

廊下などですれ違うとみんなの憧れY先輩の方から


MK(私のこと)


と名前を呼んで声をかけてもらえたり、

Tたち男子部員と仲良くなったことが気に入らなかった、ドンの命令だったそうだ。



テニス部はドンの命令には逆らえなかったのだ。

ドンとはクラスが違うのにね。って今は思う。



私はテニス部ではもちろん

目立たないようにし始めた。

その年の新人戦に私が選ばれることはなかった。

壮行会の時、私が試合にでないことを知ったY先輩が終わった後に駆けつけてくれて



「何でMKが出れないの?おかしくない?」



って出れないことへの慰めと怒りな感じに言ってくれた。

Y先輩の優しさが私は嬉しかったが、

それを目の当たりにした、


「先生に言いつけて」


って騒いだ子の痛い視線を私は感じたのだった。

それ以降Y先輩にも見つからないようにコソコソした私だった。



しかし、捨てる神あれば拾う神あり。

テニス部では別のクラスのYAちゃんと仲良くなり交換日記をすることになった。





本日もお付き合いいただき

ありがとうございました😊



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