向井side


 部活が終わり、教室へ向かっていると反対側から璃花が歩いてきた。




向井「あ、璃花じゃん。部活おつかれ〜。美青迎えに行くかんじ?」


石森「ごめん、今日1人で帰るね。」


向井「どうしたの?」


石森「予定入っちゃって、急がないとだから。」


向井「そっかぁ。じゃあ美青に伝えとくわ。気をつけてね〜。」




 どうしたんだろ。


 いつもの明るく優しい璃花じゃなかった。


 部活大変だったのかな…。




的野「純葉、部活おつかれ。あれ?璃花は?」


向井「なんか用事あって急がないとだからって先帰った。」


的野「そっか。じゃあ私達も帰りますか。」




 2人とも荷物をまとめて、昇降口へ向かう。




向井「なんかさ、璃花元気なかった気がするんだよね。」


的野「マジ?なんかあったんかな。」


向井「さぁ。明日も元気なかったら聞いてみようか。」


的野「そうだね。」





的野side


 次の日、私よりも先に璃花が学校に来ていた。




的野「おはよ〜。昨日用事あったんだって?間に合った?」


石森「え、うん…。」


的野「どうした?元気ない?」


石森「大丈夫だよ、ごめんね。私トイレ行ってくる。」




 やっぱり元気がない。


 いつもならあの可愛い笑顔でおはようって返してくれるのにな。




向井「おっはよ〜!」


的野「おはよ。ねえ、やっぱ璃花元気ないわ。」


向井「そっか。どうしたんだろ。」




 基本私達はずっと一緒にいるから、何かあったとしたら部活か家だろう。


 あの笑顔、戻ってきて欲しいな。