どうも、ぽんです!

 

 

 先日、試験勉強のために投稿をお休みすると言いましたが、結局コロナのせいで試験が延期になりました。

 

 お待たせしていたのにすいません。

 

 なので、いつになるかはわかりませんが、またお休みさせて頂くかもしれません。

 

 

 

 

 では、久しぶりの白と黒をどうぞ!

 

 

 

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守「土生さんは家に帰って大丈夫よ。由依は書類書かせるから私の家にきて。」

 

土「ありがとうございました。由依、待ってるからね。」

 

 

 

 土生先輩は工場横のアパートに向かい、私は守屋先輩の家の車に乗り込んだ。

 

 噂では聞いていたが、想像を超えるお金持ちだった。

 

 まず、車がリムジン。内装はほぼ金。それに、カラオケと簡単なキッチンが付いている。

 

 

 

守「由依、朝から疲れたでしょ。これ、身体に良い成分がたっぷり入っているから飲んでみて。」

 

 

 

 グラスに注がれたピンクの液体を私は何の躊躇いもなく飲み干した。

 

 

 

小「ありがとうございます。あれ?なんだろう。急に…眠くなって…き…た。」

 

 

 

 私は完全に意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私が目を覚ますと、薄暗い部屋にいた。

 

 真ん中に椅子が一つ。それ以外なにもない不気味な部屋。

 

 しかも、何故か私はまた手を鎖で縛られていた。

 

 

 

小「あれ…、私…。」

 

守「あら、やっと目を覚ましたのね。」

 

小「守屋先輩、ここは?」

 

守「ようこそ。取り調べ室へ。」

 

 

 

 たしか私は、書類を書くためにここにきたはず。

 

 なのに何故、この状態になっているのか。

 

 

 

守「あんた、理佐に何を言った。」

 

小「何も言ってません。」

 

守「嘘をつくな!おい、お前ら」

 

不「へい。」

 

 

 

 守屋先輩の横に立っていた不良がこっちに向かってきた。

 

 

ーボコッ

 

 

 

小「ゔっ…。」

 

不「守屋さんに嘘ついてんじゃねぇよ。」

 

小「嘘…じゃ…ない。グハッ!」

 

 

 

 久しぶりだ。口の中が鉄の味になった。

 

 昔、埼玉の狂犬と呼ばれていた頃と比べると全然痛くないけど。

 

 

 

小「私は本当に、なにも言ってません。」

 

守「まあ、言ってても言ってなくてもどっちでもいい。お前は目障りなんだよ。」

 

小「うっ…。」

 

 

 

 もうやめて。私が目障り?私が守屋先輩に何をしたというの?

 

 

 

守「あんた、覚えてないの?中学1年の冬、飛び降り自殺した女子生徒のこと。」

 

小「もちろん覚えてますよ。でも、なんで守屋先輩はそのことを知ってるんですか。」

 

 

 

 守屋先輩は私の質問には答えてくれなかった。

 

 

 

守「今回はここまでにしてやるよ。でも、このことを誰かに言ったりしたら次は本気でお前を消す。もちろん友香にもだ。」

 

小「何故です?誰にもバレたくないなら何故こういうことをするんですか?」

 

守「うるせぇ。おい、車出せ。こいつ送ってくぞ。あと、あんた、理佐と絡んでたら理佐がどうなるかわかるよね?」

 

 

 

 そこから私の記憶はなかった。