まーちょさんからのリクエストです!

 

賀喜遥香×遠藤さくらの学パロで、親友の2人はお互いヘタレ。です!

 

それではどうぞ!

 

 

 

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賀喜side

 

 

賀「はぁ…。」

 

金「朝からため息なんかついてどうした?」

 

賀「今週の土曜日って、学校休みでしょ?だからさくら誘って水族館行こうと思って。」

 

金「いいじゃん!もう誘ったの?」

 

賀「それがさ、さくらって忙しいじゃん?だから誘いずらいと言うか…、断られたらなんか寂しいし…。」

 

 

 

 私の親友の遠藤さくらは成績優秀でなんでもできる超凄い子。

 吹奏楽部の部長でもあるさくらは毎日夜遅くまで部活があり、オフの日も塾に行ってたりと暇がない。

 だから遊びたくても誘いずらいし、実際何回か断られているから怖かったりもする。

 

 

 

金「じゃあ、私が誘ってこようか?」

 

賀「そしたら私がヘタレみたくなっちゃうじゃん。」

 

金「いや、びびって誘えない時点で私はヘタレだと思うけどね。」

 

 

 

 沙耶の言う通りだ。なんで私はこんなにびびってるのだろう。

 勇気を出して誘ってみるか。

 

 

 

賀「沙耶、私さくらのところ行ってくる!」

 

金「お、やっとその気になった?行ってらっしゃい!」

 

 

 

ーそして10分後…

 

 

 

金「どうだった?」

 

賀「話しかけたら、今忙しいから後にしてって言われた…。」

 

金「あら…。まあ、帰りまでにはタイミングみつけて誘いなよ?」

 

賀「うん…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠藤side

 

 

遠「はぁ…。」

 

掛「さくら先輩、どうしたんですか?」

 

遠「今週の土曜日ってさ、部活オフじゃん?たまたま塾も休みだから友達と遊びに行こうと思ってたんだけど、その友達がさっき話しかけてきた時に、忙しいから後にしてって言っちゃったの。しかも、少し強めに。だから誘いずらくなっちゃってさ。」

 

掛「そんなことですか?多分大丈夫ですよ。さくら先輩が忙しいってこと、友達もわかってると思いますし。」

 

遠「でも、毎回断ってたから今更何?ってなる気がして…。」

 

掛「そんなことないですよ。さっき話しかけてきたのも誘おうとしてたんじゃないのかなって思いますよ?」

 

遠「そうかな?もう友達止めようとかだったりして…。」

 

掛「先輩はバカですか!私見てましたけど、さくら先輩に断られた後寂しそうな顔してましたよ。」

 

 

 

 もしそれが本当なら、今すぐ行かないともっと気まずくなる。

 なら私のやるべきことはただ一つ。

 

 

 

遠「沙耶香、私行ってくるから後は頼んでもいい?」

 

掛「もちろんです!早く行かないと!」

 

 

 

 私は沙耶香にお礼を言い、遥香を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

後編に続く…