生活保護の申請をした後、担当者がご家庭の状況を確認するために訪問します。

その目的は色々ありますが、本当にそこに住んでいるのか、申請された家族の人数と生活感に違和感はないか、間取りの確認、家庭環境や周辺環境の確認などをします。

なぜこのようなことを確認するのか?

まず一つが、申請の内容の真偽を確認することによって、申請そのものが適正かどうか確認するためです。

次に、生活保護の本来の目的は、将来にわたって世帯を自立させることですから、その自立を阻害する要因になるものがないか、あるいは自立を促す手がかりがないかなどを確認します。

また、申請者には金銭的な問題以外に、子供の虐待であるとか隣人とのトラブルなど、他の問題を併発している場合も多いので、そのような状況を確認する目的もあります。


なお、担当者が一人で訪問することはなく、通常は複数で訪問します。

申請者の素性も分からないまま一人で訪問することは、大変危険でありトラブルの元になりますし、申請者も複数の方が安心するのではないでしょうか。

ちなみに私自身は過去に、暴力を振るわれたり、拉致された経験があります。


訪問時間は、申請者の状況にもよりますが、約1時間前後でしょうか。

時間がかかってしまう要因の一つが、世帯員の生活歴の聞き取りです。

ですから、生活保護申請書が提出され際、訪問調査する前に、ご家庭で生活歴を書いておいてもらうようお願いするのですが、思うようには書いててもらえないのが現状です。

生活歴の聞き取りは、その方が自立するためのヒントや要因が隠されている場合があるので、結構重要なんですよ。