初めての投稿なのでこれまでの経緯をメモります.

 

某国立大学で理工系の大学教員として勤務し,2022年度にサバティカル制度利用者(*1)に採択されたので2022年度長期間アメリカでの在外研究をすることになりました.研究分野や渡航先の詳細につていは,渡航が始まるまで非公開とします.

 

(*1)サバティカルとは,大学や研究所に勤務する研究者が自身の研究をより推進させるために1年ほど校務や授業等の業務を免除され,海外で研究を行うことが許される制度です.この間の給料はこれまで通り保証されますが,海外での家賃や渡航費は自腹もしくは自身で獲得した研究費で賄う必要があります(お金のある大学の研究者は資金的援助がありますが,運営資金を減額されている国立大学では資金援助は見込めません・・・).

 

これまでの経緯は,2022年にサバティカル制度が利用できるという大学からの内々の噂を聞き,良さそうな渡航先を考えていたところ業界では有名な自分と同じ研究分野の研究室の先生の紹介を受け,コンタクトを取りました.4月ごろに初めて先方の先生とzoomでミーティングをして,2022年6月から10ヶ月訪問研究者受け入れることを承諾いただきました.そもそも知らない人からのメール連絡など普通無視をするかと思いますが(*2),無視されず興味を持ってもらえたことは嬉しいことです.

 

(*2)名の通った大学の先生の元へは,「留学させてほしい」といったメールが毎日のようにスパムメールのように全世界から届きます(私のところへも時々届きます)(中には本当のスパムメールもある).そのほとんどは読まれる前に無視されることがほとんどです.そんな中私からの連絡を真摯に受けてくれたことに感謝です.

 

その後は留学の渡航資金を獲得するため

1. 科研費:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

2. 山田科学財団助成金(海外研究への援助限定の枠)

3. 科研費若手

4. 科研費基盤B(今年は若手と基盤Bが併願できたので併願)

若手と基盤Bは渡航用の研究費でなないけれども,在外研究の足しになればと申請.現在若手で採択されているけれども2021年末で予算が切れるので,今回新たに申請.

どれか一つでも当たれば渡航費の足しになるかなと思っています.それと大学でコツコツ貯めている寄付金で入ってきている助成金(*3)も必要であれば,渡航に使おうかと考えています.

(*3)使途の制限のない助成金です.

 

4月の先方の先生とのミーティング以降,ちょこちょこやりとりしていましたが,10月から研究グループにリモートで参加させてもらいミーティングや研究データの共有をして渡航前から共同研究を始めました.

 

つい先日(12/16)に「渡航の準備はどうだ?」というような連絡が先方の先生から来たので,「そろそろビザの準備を始めようと思う」と返事をしたところ,先方の大学のHuman resource(人事系の職員)の担当者を紹介され,ビザの準備が始まりました.

 

今回私が取得するのは,Exchange Visitor J1 visaという物です.数年前にスタンフォードで在外研究をしたときにも取得しているので個人的には慣れているとは思っています.

 

ビザの手順は色々段階があり,まず先方の受け入れ先からDS-2019というフォームを作成してもらい送ってもらわなければなりません.その後,大使館へ行き面接を受けます(この間にもwebでの申請があります).先方の事務担当者から,Income(滞在中資金)を証明するものとHealth insurance(アメリカで通用する健康保険)の加入が必要だと言われました.あれ,健康保険はDS-2019の準備の時には要らなかった気がする・・・と思ったのですがコロナ禍で変わったのでしょうか.今先方に問い合わせています.Incomeの証明は私の大学ですぐに出せそうです.

 

それと,ビザのプロセスをするのに先方の大学で$500〜600(6万〜7万円ほど)必要と言われ,一瞬ヒヨったのですが,受け入れ先の先生の研究費で負担してくれると言ってくれました(以前スタンフォードに行った時には無かった気が・・・).そして大学の推奨する保険は,10ヶ月で$1500〜2000(20万円ぐらい)ぐらいかかりそうだ・・・.これも先方の先生が負担してくれないかな・・・.

 

とりあえず進捗があったらまた報告します.