1.人口ボーナスと人口オーナス
まずはグラフをご覧ください。
簡単に言うと、人口が増えているときには経済成長するけど、人口が減り始めると、経済は衰退するってことです。
現在の日本は明らかに人口オーナス期にあります。
次の日本の人口の推移のグラフをご覧ください。
これが株価のチャート図だとしたら怖くないですか?2008年をピークに大暴落です。
人口が減ることについて、国はどう考えているのでしょうか?総務省のページから引用します。
(1)人口減少の現状
我が国では、少子高齢化が急速に進展した結果、2008年をピークに総人口が減少に転じており、人口減少時代を迎えている。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、2050年には日本の総人口は1億人を下回ることが予測されている。人口構成も変化し、1997年には65歳以上の高齢人口が14歳未満の若年人口の割合を上回るようになり、2017年には3,515万人、全人口に占める割合は27.7%と、増加している。他方、15歳から64歳の生産年齢人口は2017年の7,596万人(総人口に占める割合は60.0%)が2040年には5,978万人(53.9%)と減少することが推計されている。
(2)人口減少によって生じる課題
このような少子高齢化の進展、生産年齢人口の減少により、国内需要の減少による経済規模の縮小、労働力不足、我が国の投資先としての魅力低下による国際競争力の低下、医療・介護費の増大など社会保障制度の給付と負担のバランスの崩壊、財政の危機、基礎的自治体の担い手の減少など様々な社会的・経済的な課題が深刻化することとなる。
人口減少時代の課題は国レベルだけではない。個々人も、「人生100年時代」と言われるような長い人生を、いかに有意義に過ごすかを考える必要に迫られている。
また、人口が減少する中で、経済社会水準の維持を図るには、限られた労働力でより多くの付加価値を生み出し、一人あたりの所得水準を高めることが必要となる。
過去の円は「有事の円」と言って、戦争などが起きた時に安定している通貨として買われることが多い通貨で、有事の際は円高になるのが通常でした。それが、今回ウクライナ侵攻という有事が起きているにも関わらず、2ヶ月間で15円も円安に振れるという現象が起きています。つまり既に、日本という国の魅力低下による国際競争力の低下が現れ始めているのです。
2.社会保障制度
社会保障制度については次の図をご覧ください。
人口が右肩上がりを想定して組まれているのに、その逆に右肩下がりになれば、当然破綻することが想定できます。また、寿命も延びていて「人生100年時代」と言われています。働かなく(働けなく)なってから死ぬまでの期間が長くなっています。この期間をどう生きていくのか。医学の進歩もあり、寝たきりでも、生き続ける人も増えています。個人的には安楽死を認めるべきだと考えますが、またこれは別の問題。
老後の2000万円問題も話題になりましたが、多くの日本人が老後に不安を抱えている状況です。あなたの老後は大丈夫ですか?
3.地方自治体の存続
元地方議員としては、地方自治体の存続についても危機感を持っています。
2007年に北海道の夕張市が破綻しましたが、今後も同様に自治体が破綻していくことでしょう。地方自治体にとって、人口減少とともに大きな問題になるのが、税収の減少だけでなく、公共施設・道路・橋・上下水道などのインフラの老朽化です。上下水道に関して言えば本当に深刻で、高度経済成長期に敷設した水道管の老朽化また、耐震性のあるものに変えなけれなならない状況です。しかし、財源となる上下水道局の歳入は、人口減少とともに減る一方です。さらに、トイレや洗濯機、シャワーまでもが節水タイプが増えてきていることで、その減り方は急激なものとなっているのです。
4.今後我々はどうすべきか
一人あたりの所得水準を高めること
と総務省のページにあったように、個々人が所得を増やす努力をする必要があります。
国もその支援をしていて、女性が働きやすい環境作りをしたりしています。
また、投資についても支援しています。
2022年から高校で投資の授業も始まりましたし、NISAやiDeCoといった非課税の制度を作り、投資を始めやすくしています。
今まで日本人は投資の勉強をしなさすぎでしたね。今からでも遅くありません。エフラレと一緒に投資でラットレースから脱出しませんか?
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