それは大きな山火事がテレビに映ることから

始まる

山の近くの村の学校では、一人の女の子が

男の子たちに嫌がらせをされ、他の女の子たちも離れて見ている

(その女の子は、不吉な子と周りに

思われていた)

女の子は不思議な力を持っていた。

人間には見えないコワイお化けが見える

(悪霊のようだ)

その日に教室で見たコワイお化けは、

帰り道に女の子を追いかけてきた

その時、助けてくれた背の高い怪しい男の人。

持ち手に黒い飾りの黒い傘を持っていた。

その男の人は自分は｢妖精｣と女の子に言う

女の子にその妖精は頼み事をした、そして

女の子は、自分の傘と交換を約束させた

女の子は、怪しい男の人の案内で

森の入口まで一緒に行く

怪しい男の人は、この先に人間しか入れない

小さな家がある。

その家の中の階段の上にある｢美しい扇｣を

持ってきてほしいと言う　

｢ただ一つ言っておく｣　

｢扇を手にしたらすぐに家を出ること。

何を見ても、何を聞いても反応しては

いけない｣

女の子は一人で森の奥深い所にある小さな家。ゆっくり扉を開けて中に入ると、家の中は

ロウソクが数多く置いてあり照らしていた

扇を手にした女の子は家を出ようとした　が

何か動く気配を感じ、怪しい男の人との

約束を一瞬忘れた。

それは若い男の人で怪しい人だった

女の子の近くに来てひとりごとを言う

女の子は聞こえないと思わせて立ち去る。

ところが、若い怪しい人が見えると

わかってしまった

その小さな家は、｢五行山｣(ごへいさん)という悪いことをして心を改めない罪深い怪しい人(妖怪)を、重い罰で閉じ込め封印した場所

だった。

女の子の前に現れたのは

『何か用かい?（妖怪）』『何様？オレ様』

　威張っている　性格も悪いようだ

｢この家の外はコワイ悪霊がいるぞ｣　　

｢おまえのコワイ悪霊をこのオレが退治

してやる｣

女の子はその若い妖怪と約束して契約する　と

重い罰で閉じ込められ封印された妖怪を逃がす

妖怪は｢斉天大聖｣(せいてんたいせい)

｢ソン･オゴン｣

女の子は｢チン･ソンミ｣

｢助けてほしい時に名前を呼べ　駆けつける｣

と約束した｢斉天大聖｣

自分が自由になると女の子｢チン･ソンミ｣の

｢記憶｣から｢自分の名前を消して｣しまう

そして、女の子から｢美しい扇｣を奪うと姿を

消した

それから25年後

その若い怪しい男の人は昔の姿(妖怪)で大人

になったチン･ソンミの前に突然現れる

｢よう、チビ｣と呼び｢年をとったな｣と言う

(妖怪は年はとらないようだ)

｢あら詐欺師、思い出したの?｣と彼女

｢助けてほしい時は呼ぶ｣と彼女が言うと

｢それはない、記憶は消したはずだ｣と若い男

の人は繰り返すが、彼女は相手にしない

別れる時に彼女は言う

｢妖精さんを(妖怪)待っていた　心から｣

悪霊退治をして天界に報告する義務がある

若い男の人

ある悪霊を退治したが続きがあった

タキシード姿の人形の花婿には、ウェディングドレスの花嫁の人形がいた　花嫁は悪霊となり人を操ると、ある場所へ行く　その場所とは?

悪霊の花婿を消し去った若い男の人と一緒

だった、チン･ソンミが標的。

彼女の部屋に強い怪奇現象を繰り返し、

彼女を大きな恐怖で怯えさせた

チン･ソンミの傷が悪霊を呼ぶことになる？

なぜ?そして現れたのは?　

悪霊を消し去る強い妖力のあの若い男の人

だった。

悪霊退治の花婿の人形(怨念体)から

人間界に生まれた三蔵の存在を知る

｢助けに来て守ってくれた？｣

とチン･ソンミは聞く

｢いや｣と若い男の人は否定する。

｢オレ様は草食系ではない｣ということは?

女の子のチン･ソンミの回想

｢おばあちゃん、私はこのまま一人だけなの？｣

｢大丈夫だよ、お前を守ってくれる

ヤツが現れる｣

その若いヤツは、ケガをした彼女の応急処置を

するのだけど話は何故か契約解除？(怪しい)

これは背の高い怪しい男の人の指輪

(秘密がある)

背の高い男の人は｢牛魔王｣(ギュウマオウ)

妖怪だった

悪霊に狙われることになるチン･ソンミ

自分には理由が分からない

悪霊を退治した若い男の人は｢お前は三蔵｣

｢悪霊とお前のこれから先のことはオレに

任せろ、悪いようにはしない｣

彼女は言う｢三蔵って何?｣

｢三蔵とは?｣

｢天界の使命を背負う尊い血を受け継ぎ人間界に生まれ、三蔵の使命を果たす｣

悪霊に狙われ、その上｢契約｣した草食系

ではない妖怪に狙われる

チン･ソンミは身の危険を感じ、何故か自分の事務所に現れた　(訳あり物件を

『悪霊が住む』取り扱う不動産会社社長

で男性社員が一人)

テレビに映る会長(牛魔王)は(有名なエンター

ティメントプロダクションの会長)

に遠い昔の記憶があり、

思い切った捨て身の行動に出る

会長(牛魔王)のテレビ番組に乱入し、話す機会を得る。魔王に｢命を狙われている助けて｣

と訴える。チン･ソンミ(三蔵)が契約の話を

すると？

魔王は三蔵を連れて秘密の裏通りを抜け、

怪しい小さな雑貨店に入る(そこは神仙

『天界の人』と妖怪の御用達の店)だった

『チン･ソンミの願い事を叶えてやろう』

と言う『若い妖怪』（但し条件があった）

｢今日はクリスマス･イブだからプレゼント｣

とチン･ソンミは古風な木の小箱を

若い妖怪に渡す　が

｢オマエ、これでオレを罠に?｣　若い妖怪は

不信感を持つが受け取る

その頃　あの怪しい雑貨店では白いスーツ姿

の神仙(天界の人)と雑貨店の女主人

(上品で物静かな印象)の会話

｢行くべき所に行き、起こるべきして起こる｣

その弟分は、この若い妖怪と何故知り合い

なのか?

｢兄貴どうしました？｣　

数十名の側近から業績の報告（最大の大手電機メーカーの会長）を遮り、声を掛けた人物は？　(側近が動揺する)

会長の応接室で何の話なのか？

チン･ソンミの願い事を叶えた、若い妖怪

の条件は

『この世に思いを残すな。後のことは何も

考えるな』（この条件には期限があった）

いつもように物件をもう一人の社員と見ていた

チン･ソンミが突然姿を消した

迎えに来た若い妖怪は、事務所であることに

気づく、　(ある悪い妖怪が悪さをしていた)

チン･ソンミが閉じ込められた空間から

連れ出すことにした若い妖怪　

それを妨害する者が現れる

悪い妖怪の悪さした空間に閉じ込められた

(チン･ソンミ)を探す若い妖怪　

悪い妖怪が邪魔をするが、周りは気づかない

方法で見つけると若い妖怪と二人でその場所

から逃げた

チン･ソンミを連れ出すには、悪い妖怪に

相思相愛だと認めさせるよう言われた。

若い妖怪は嫌だったけれど、

小箱の腕輪をつける

二人が逃げる途中に、チンソンミは怪しい

雑貨店の話を若い妖怪にした

脱出の妨害に気づいた二人は、最後の手段に

その直後　若い妖怪は、突然の自分の身の異変に驚き戸惑う

若い妖怪はチン･ソンミに記憶を戻して言う

｢オマエだけはオレの名前を呼べる｣　

誰かを待つ？チン･ソンミ　

雲に隠れる夜空の月を見ていた

何が起きるのか？　誰を待っているのか？

話を少し戻して

神仙(天界)に戻れるはずの斉天大聖は師匠の

祖師から｢戻れない｣と言われ

｢三蔵を見つける｣と立ち去った。　

驚いた祖師は魔王に『三蔵を守る』ことを頼む

魔王はチン･ソンミの所に、そして斉天大聖

がいた

三蔵の姿もない　部屋であることに気づいた

魔王

魔王は妖力を使い無色透明な指輪は色に

染まる？目の色が赤くなるのは妖力の影響？

話を戻すと

「夜空の月」と「チン･ソンミ｣

そこに現れたのは｢月よりの使者？｣

これは｢月よりの使者？｣ではない　

空から降ってきた｢月からの妖怪？」

｢やっと呼んだのか？」

悪霊が二人を取り囲む　｢斉天大聖｣は妖力使い

小さな赤い形を蝶々に姿を変えて

同じ方向に飛び立つ

｢オマエのキズは自分を危険をにする　

と言ったはずだ｣

｢すごい力ね　キズが治った｣｢よかった｣

｢オマエの言った災いになることはコレだった｣

｢オマエを愛するようになった｣｢困るだろう｣

その頃｢祖師｣(神仙)と｢会長｣(牛魔王)の会話

｢あの腕輪は愛を招く｣

｢美しい拘束｣｢幸せな服従｣

｢絶対に抜け出せない愛のしがらみ｣

それは｢腕輪をつけたヤツは三蔵を守る

愛の？？？｣

｢どうしてくれるんだ｣｢裏切り者にヤキを

入れる前にオマエに会いに来てしまった｣

｢斉天大聖｣の『銅色の腕輪は金色（こんじき）

に光っている』

｢おい、そのマフラーよこせ」

｢すごく強いし神仙だから苦痛もないのよね？｣

｢オレ様は火山育ちだから寒さに弱いんだ｣

斉天大聖は裏切り者を追いつめる

裏切り者を愛車で追いかけて捕まえ、

そしてお決まりのヤキを入れる

彼は魔王のプロダクションの　人気NO1

アーティストそして実力派？の妖怪？

場所を変えると、ここは「牛魔王の家」

これは「牛魔王」がとても大切にしている　

「大きな白い牛の彫像」　玄関を入るとある

そして裏切り者はもう一人　ある大物がいた？

ある噂が流れると魔王を訪問する人（妖怪）

が大勢集まる　その噂は？

「魔王」の前に現れた「クジャク？」（妖怪）

「自分の美しさ」を言うと「魔王にお願い事」　

最初は「丁寧」やがて「本性」を表わす

これは牛魔王の愛用品　黒い細身の傘の持ち手の飾り、英国の紳士が持つ？と言われる

（ステッキの代用）

「愛の腕輪」をつけた斉天大聖の様子が

いつもと違う

「魔王、オレ様が手を出せばアイツは

今いない」「本当に失うのはつらい」

「そうか、なるほどね」「それで泣いている

のか？」

「何でここに？」

「オレを呼んだ？」「そうだろう？」

「よ、呼んでないっっ」

「助けてほしい時に呼ぶ｣

「じゃあオレは？」「会いたくて死ぬほど

苦しむ？」

「なぜ会いたいの？」

「イラつくほど愛しているからだろうっっ」

「コイツのせいでっっ」

　　　　　　　つづく

ネタバレ注意！！

ホラーとサスペンスのキャンバスにコメディー

とロマンスの絵の具で絵を描いたようだ

アニメのような流れと、動物の鳴き声と

動作に合う音響効果で場面に引き込まれる。

場面々の曲も良い

手作り感があり、舞台背景、舞台の細部の

物作りとこだわる所はこだわり完成度が高い

この流れでいくと予想できる範囲のストーリー

のはずが、良い意味嬉しい大誤算が待っていた

斉天大聖ソン･オゴンの天界の師匠　

須菩提祖師(しゅぼだい)天界では微妙な

立場らしい？

天界のミッションを神仙や妖怪に伝える　が

どうも天帝の機嫌が悪いようだ　天界の建物

の上を見上げると空と雲がある。

雷光や稲光の雷鳴が轟くとオゴンの師匠

の祖師は言う｢私にどうしろと？」

「どうして無理難題を押し付けてくるんだ｣

「牛魔王」『ちょいワルオヤジ』

背が高い足が長い　

小顔で８等身の体型。何を着ても着こなせる

「斉天大聖」『ワルぶって見せてる　

年下のちょっとヤンチャな？

素直になれない男の子』