早いもので、今年は次男が大学受験の年となります。一向に「受験モード」に移行しない次男に、親として大いなる不安を抱えながらも(笑)、諸々の受験準備は進めなければならず、先日は「進学先候補」の大学の「オープンキャンパス」に出かけてきました。
私と次男だけで行くつもりだったのですが、妻も同行したいとのことで、事前に当該大学に「問い合わせ」をしました。妻は先日来股関節の痛みがあり、長い距離を歩くことができない状態です。大学に駐車場はあるのか、また駐車場から校舎までの距離はどれくらいあるのか、という質問をオープンキャンパス実施日の1週間ほど前にメールにてしていました。もちろん正規の「問い合わせフォーム」から送信したのです。
ところが、1週間経過しても何の音沙汰もなく、かなり不安な気持ちでオープンキャンパスに出向くこととなってしまいました。幸いにして実に「小ぢんまり」とした大学で、駐車場および校舎までの距離も問題ないものでした。しかしながら、この時点で当該大学への印象は「あまりよくない」ものとなりました。
次男が模擬授業を受講している間、校舎内を見て回っていたのですが、ボランティアと思しき学生たちが親切に案内をしてくれました。一方で、ちょっと驚くようなこともあったのです。
4階の教室を見るためエレベーターを降りた時、目の前に「誰?」というびっくりするような女子学生?がいました(笑)。
髪の毛は金髪、ボロボロのジーンズを履き、廊下に設置してあるソファーに深く腰掛け、足を組みながらひたすらスマホを弄っていました。保護者が通り過ぎても「偉そうな」態度を直すこともなく、
「チーッス!」
と挨拶とも思えないような「挨拶もどき」を繰り出し(笑)、たまたま通りかかった学長先生に対しても全く変わらぬ横柄な態度を貫いた彼女は、確かに「ボランティア」のネームプレートを首から下げておりました(笑)。
「もしも次男があんな女連れてきたら、絶対に家に入れない!」
と、妻は大層おかんむりでした(笑)。「お里が知れる」などと言いますが、問い合わせに対する杜撰な対応(杜撰というか、無反応なのですが)や「学生の質」を見れば、
「できればこの大学への進学は避けてもらいたいな~」
と考えるのが「親の本音」なのです。次男自身も同じような印象を持ったようでした。
ちなみにこの大学、学生数は1000人足らずの実に小規模な大学です。小規模であれば、小規模なりの素晴らしさがあって然るべきだと思うのですが、残念ながらこの大学には何ひとつ「よかったところ」が無かったように感じました。一方で、実際に来てみなければわからなかった「ダメな点」でもあり、それはそれである種の「成果」はあったように感じました。
今回のように「実にダメだった」例もありますが、逆に「思っていたよりもずっとよかった!」というケースもあると思います。「百聞は一見に如かず」と言いますが、時間と労力を割いて、「実際に見てみる」という行為は、思いのほか重要であるという「当たり前の事実」を改めて思い知った出来事でした。
それにしてもあの大学、こんないい加減な対応をしていると、そのうち「なくなっちゃう」かもしれませんよ!(笑)。
頑張りましょう!