先日、ちょっとした「約束事」があり、「初めて会う人」と待ち合わせをする機会がありました。
初見の場合は特に「時間」について気を配るのは当然のことだと思います。いや、何度も顔を合わせている間柄であったとしても、「時間を守る」ということは「最低限のマナー」と言えるでしょう。これを守らない、あるいは守れない人は人間性そのものを疑われますし、誰にとってもちょっとだけ「気をつける」だけで簡単に守れる「約束」なのではないかと思うのです。何よりも、自分の勝手な都合で、先方の大切な時間を浪費させることは大変な失礼であり、決して大げさではなく「犯罪的」だと言えるのではないでしょうか？私自身も他人との交流の際は最も気をつける点なのです。
何度か交渉を重ね、実際にお会いして商談する予定の方だったのですが、前日や前々日の交渉においても、非常にレスポンスが悪い方でした。こちらの質問の回答に丸一日かかってしまいます。その時点であえて指摘はしませんでしたが、回答に時間を要するのであれば、その旨を伝えてくれていれば何の問題もないはずなのに、それさえもせずに「伝わったか、伝わっていないのか」さえ分からない状態で長時間待たされてしまいます。忘れた頃にやや「的が外れた」回答をされた上で、その「的外れな回答」への質問さえ同じように待たされる(笑)、今思えばこの時点で「交渉終了」とすべきだったと思います。
それでも数日間の「時間だけが無駄に経過した交渉」を経て、ようやく実際にお会いする段へと移行したのですが、それからがまた大変でした(笑)。
「約束の場所」へ「約束の時間通り」に到着したものの、待てど暮らせど先方らしき姿が見えません(笑)。もちろん何度も連絡しましたが、全く連絡が取れず、私からの連絡を確認しているのかどうかさえ把握できません。その後も数件の所用を抱えていたため、
「もう結構です！」
とのメールだけ打って、次の所用先へ急いで向かったのでした。
その数分後、
「今から向かいます！」
などというメールが届いたのですが、既に現地を離れた旨を伝え、めでたく「破談」となった次第です(笑)。先方曰く、
「スマホの電波が悪く、電話もメールも受信できませんでした！」
などと見え見えの嘘を吐いていましたが、待ち合わせ場所は人里離れた山奥でも何でもなく、どの携帯会社でさえ十分に電波が届く「街中」です。百歩譲って電波が届かなかったとしても、「約束の時間」は伝えてあるのですから、その時間になったら約束の場所にいるのが「普通の人」だと思います(笑)。こういう「不誠実な人」に出くわすと、一日気分が悪くなってしまいます(笑)。
「時間を守る」ということは「社会生活の基本」です。「時間にルーズ」な人は、他人に対して大きな迷惑を及ぼすばかりか、自らの価値を大きく下げることに繋がるという事実をきちんと認識すべきでしょう。この手の性質の方は、きっと悪気なく「時間にルーズ」なのでしょうが、だからこそ厄介で、何度も繰り返します。他人の貴重な時間を奪っているという自覚を持って、きちんと「社会に適合」するように努めて頂きたいものです。
あ～気分が悪かった！(笑)。
頑張りましょう！
