痛ましくも腹立たしいニュースを目にしました。
幼い子の「死」は、本当に心が痛みます。生後4か月といえば少しずつ表情が豊かになる時期であり、文字通り「可愛い盛り」だったのでしょう。最愛のお子様を突然亡くされたご両親のご心痛はいかばかりかとお察しいたします。
少子化が叫ばれている昨今、果たして若いカップルにとって、積極的に子供をもうけようという「環境」は整えられているのでしょうか?「待機児童ゼロ作戦」なるものが20年前に開始されたそうですが、確かに待機児童の「数」だけは減少しているようです。一方で、今回のように良好な環境とは言い難い「認可外保育施設」に我が子を預けざるを得ないケースも多々あり、時折今回のような実に悲しいニュースを耳にすることがある、というのが実情です。
そもそも「認可外保育施設」っていったい何なのでしょう?「認可外」を国や自治体がその存在を「認めている」ということなのでしょうか?このロジック自体が浅学な私には全く理解できません。認可済みの施設には細かな規制や監督がされる一方で、認可外の施設はそれらが「緩い」ということなのでしょうか?そのような「認可していない施設」を、大切な子供を預ける施設として「認識」しているとは、論理矛盾も甚だしいと感じるのは、果たして私だけなのでしょうか?
私は毎月病院に通院していますが、抱えきれないほどの「湿布薬」を、あたかも「戦利品」の如く嬉々とした表情をしながら「小走り」で持ち帰る、「健康そうな」ご老人を何度も見かけます。一方で、働く意思が強い「お母さん」たちが、仕事のために我が子を預ける施設を探すのに四苦八苦している現状・・・このようなバカみたいな矛盾を体現している国が、諸外国に「置いて行かれる」のは、至極当然のことだと私は考えます。
国としてどこに「お金」をかけるべきなのか、再度考え直す必要があるように感じます。未来を担う子供たちに投資ができない国は、いつか必ず滅びるでしょう。あちこちで「働き手不足」が叫ばれる一方で、ご家庭には「働きたくても働けない」、経験豊富な主婦の方々がいらっしゃるのです。安心して我が子を預けることができ、「お母さん」も活き活きと仕事に取り組むことができる社会を目指すべきであり、そこにこそ集中して投資すべきだと私は考えるのですが、いかがでしょうか?
今回、不幸にして最愛の我が子をなくされたご夫婦は、
「こんな施設に我が子を預けるんじゃなかった・・・」
とご自身を責めていらっしゃるかもしれません。しかしながら、この責任は決してご両親が一身に負うべきものではないはずです。このような悲劇が二度と繰り返されないように、親とともに子供の成長を見守るべき我々自身が、「国のあり方」を考え直す機会としなければならないと、私は考えているのです。
投資すべき対象は、「未来ある子供たち」なのです。
亡くなられた真渚己ちゃんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。
頑張りましょう!


