学校(教員)への対応について。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
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沼津市において、立て続けに教員・学校関係者による許し難い不正行為が摘発されました。昨年度、沼津市の教員(教頭)が複数の中学生を拉致・暴行し、今春懲役12年の実刑判決を受けたばかりでした。

 

沼津市の公立学校にお子様を通わせている保護者様のご不安はいかばかりかとお察しいたします。

 

このような刑事事件に限らず、例えば受験生に対する進路指導ひとつとってみても、親身になって熱心に対応してくれる先生もいれば、「心ここにあらず」状態で、生徒の人生など全く興味がない、と言わんばかりの「教師失格」な輩も残念ながら一定数存在します。さらに言えば、そのような「教師もどき」に「内申書」という「人質」を握られ、身動きが取れない生徒・保護者様が少なからず存在するという事実について、公教育をつかさどる人間たちは真摯に、かつ早急に向き合わなければならないと強く感じます。

 

このような現実の中で、特に受験生やその保護者としてはどのように対応していくべきか、非常に悩ましいところです。特に進路指導などにおいては、学校(教師)側の意見に耳を傾けつつも、一方で揺るぎない「信念」を持つことが重要だと感じます。熱心に対応してくれる教師に巡り合えた人は幸運ですが、そうでない場合は「悲劇」以外の何物でもないものの、だからといって過度に悲観することなく、進路に対する確固とした意志を家族の間で固めていく必要があります。その際の貴重な「助言」を得るために、塾の先生に相談してみるのもひとつの有効な手段だと思います。

 

上記の記事でもおわかりのように、学校の先生は決して「聖人君子」ではありません。「先生がこう言ったから・・・」などという妄信的な思考はやめましょう。大切なお子様の人生が懸かっているのです。上述のような反社会的な教員も現実に存在するということを念頭において、大切な我が子の進路を「自ら」決定するという、ごく当たり前な思考に回帰すべきであると私は考えるのです。

 

上述のような教師の不祥事、とりわけ地元である沼津市において立て続けにこのような事件が発生するのは極めて腹立たしく、残念でもあります。沼津市においては、教員の「身体検査」を徹底し、「不良教師」を一掃した上で、二度とこのような事件が起きないよう緊急な対処を願うばかりです。

この種の事件が発生するたびに申し上げているのですが、教員の中にも崇高な志をもって、誠心誠意生徒のために奔走している素晴らしい方も少なからずいらっしゃるのです。そんな熱意ある教員の皆さんの更なるご活躍を祈念しつつ、何とか「自浄作用」を働かせて、社会に適合できない「教員もどき」を排除していって下さることを願って止みません。

 

生徒にとって、真に「頼りになる学校」となることを願って。

 

 

頑張りましょう!