コロナ禍での自営業者。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
塾での出来事やお知らせを、私塾長の鈴木がお知らせいたします。
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先月、沼津教室および私の自宅が竜巻の被害に遭い、その修復工事が昨日ようやく終了しました。

 

修復工事については、損保への保険金請求の手続きから工事の手配まで、何から何まで沼津市下香貫の大胡板金工業様にお願いしました。それだけにとどまらず、損保からの損害金で賄える範囲での工事予算作成をお願いし、私どもの無理なお願いを快く受け入れて頂きました。感謝!

ホームページを紹介したいのですが、まだ備えていらっしゃらないようで残念ですが、小さな工事から増改築まで、安心してお任せできるお勧めの業者様です。ぜひお気軽にお問い合わせください!

こんな無理がお願いができた(そして通ってしまった!)のは、ひとえに大胡社長が私の中学の同級生であったこと、また双子のお子様を当塾でお預かりしたご縁があったからです。無事に工事が終了したので、日曜日にご挨拶にうかがうことにしていました。

 

また、次男のiphoneのバッテリーが膨張し、熱を持っているとのことで、急遽修理にも向かうことに。一気に忙しい日曜日となってしまいました(笑)。

 

まずは午後1時に予約していたiphoneのバッテリー修理から、次男とともに向かいました。近隣の店舗と比較しながら、最も安価に修理できるこのお店を選びました。

 

沼津の仲見世商店街の中ほど、某有名なステーキチェーン店の2階にお店がありました。つけ麺を中心に、夜はお酒を提供するお店で、そのアイドルタイムにiphoneの修理を提供している感じでした。

当初は修理終了まで仲見世をブラブラする予定でしたが、雨が激しくなったために急遽お店で待たせてもらうことになりました。

お店のオーナーであるご主人様と、実際に修理を担当されるとても美人な奥様に大変親切に対応して頂きました。修理を待つ間、ご主人と沼津の現状やコロナ禍における商売の難しさについてお話させて頂きました。

私より少し若いオーナー様でしたが、非常にしっかりとした考えをお持ちの方で、ご自分の経営する店のみならず、どうしたらこのコロナ禍を業界として生き残っていけるのか、真剣に考えていらっしゃり、同じ個人事業主として大いに感銘を受けました。iphoneの修理に来て、まさかこんなお話ができるとは、思ってもいませんでした(笑)。塾経営においても今般のコロナ禍は極めて暗い影を落としていますが、飲食の方々への影響はその比ではありません。まさに文字通りの「死活問題」で、iphoneの修理業に進出されたのも、現在の極めて苦しい時期を何とか乗り切るための、ひとつの方策だそうです。私自身もとても他人事とは思えず、何とか乗り切って頂きたいと心から願っています。

 

iphoneの修理については、バッテリーの膨張によって液晶パネルを圧迫してしまい、正常に画面が映し出せない状況になっていたようでした。バッテリーに加え、液晶パネルも交換となりましたが、それでも近隣のお店よりはずっと安価で、正直なところこの価格設定で大丈夫なのかな?と感じたほどです。奥様のテキパキとした作業も印象的で、今後も何かあれば利用させて頂きたいと強く感じました。非常にお勧めな業者様です!

 

帰宅後、今度は妻と大胡板金工業様へ向かいました。19時を回っていたにもかかわらず、快く迎えて頂きました。二人のご子息(私の教え子でもあります)は昨春から千葉と山梨の大学に進学したため、現在は立派なご自宅に社長と奥様のお二人で暮らしていらっしゃいます。決して大人しいお子さんたちではなかったですから(笑)、きっと火が消えたような寂しさがあるのではないかと推察しています。

青雲の志をもって、意気揚々と大学に進学したものの、ほぼ1年の間、キャンパスに通うことさえ許されず、悶々とした日々を送ることを強いられているお子様たちの現状を大変憂いておられました。コロナ禍は大人のみならず、子供たちにも大きな影を落としています。それでも私は、彼らが存外「強い子」であることをよく知っています。何しろ大胡社長の息子さんですから(笑)、少々のことでは音を上げない芯の強さを持っているお子さんたちだと思っています。親としては心配が尽きないとは思いますが、大学生活という貴重な時間を過ごすことで、親が考える以上に成長してくれるであろうことを、私は信じて疑いません。

 

昨日は望外にもお二人の誠実かつ勤勉な経営者の方たちに貴重なお話をうかがう機会を頂戴しました。「明けない夜はない」という言葉を固く信じつつ、「日常」を取り戻すその日まで、頑張らなくてはならないと改めて感じた日曜日でした。

 

 

頑張りましょう!