静岡県は温暖な気候であることが広く知られており、特に私共が住む標高が低く、海岸沿いの地域においては「雪」が降ることなどほとんどありませんでした。そのはずだったのですが・・・
自宅2階から見た景色は、まさに「別世界」でした。地域一帯を覆う松林に雪が降り積もる光景は、寂寥感に満ちた、実に美しい姿でした。
雪国にお住まいの方々からすれば、
「何を甘いことを!」
とお叱りを受けてしまうかもしれませんが、これほど「雪が積もる」状況になったのは、60年近くこの地に居住している私にとっても、ほとんどなかった経験でした。
昼を過ぎても降雪の勢いは全く衰えず、これが一週間前の私立高校受験日でなかったことが実に幸いであったと、「塾の先生」として率直に感じた次第です(笑)。
当然のことながら、いつもの「物干し」に洗濯物を干すことなどできるはずもなく(笑)。
それでも妻は極めて稀有な「大雪」に大層はしゃいでいる様子で、しきりに外の風景を写真や動画に納めておりました。ちなみに妻の実家は同じ静岡県東部ではあるのですが、標高が高い地域にあり、度々大雪に見舞われたことがあるのです。彼女にとって大雪などはちっとも珍しくはないと思うのですが(笑)、我が家に嫁いできてからは初めての大雪で、きっと実家のことを思い出していたのかもしれません(笑)。
繰り返しになり恐縮ですが、私の記憶では、このような大雪がこの地で降ったことはただの一度もなかった(はず)のです。大変驚いたのはもちろんのこと、やはり地球環境に大きな「変化」が訪れているのでは?と勘繰らずにはいられませんでした。「ずっと同じ」や「これまで通り」というのは、これからは通用しないのかもしれません。
こんな大雪で足元も悪い中でも、「通常運転」の母は、
「選挙に行く!」
と私が知らぬ間に一人で勝手に出ていってしまい、きっと「選挙」にかこつけて「ナマモノの買い物」に出かけていると睨んだ私は、GPSを頼りに急遽近隣のスーパーに妻とともに駆け付けたところ、まさに「ナマモノ」に手を付けようとしていた母を発見し、無事捕獲(笑)、こんな大雪の日にもかかわらず、どうしても「ナマモノを買いたい!」という、よくわからないけど頑なであることは確かな「認知症患者のこだわり」に、雪を纏った荘厳な松林の風景以上に、ある意味で「心を動かされてしまった」私なのでした(笑)。
思いがけず、「いつもの風景」から様変わりした美しさを堪能できたのはありがたかったのですが、明日からの授業に支障が出ないよう、「今日限り」として頂きたいと強く願った、実に自分本位な私なのでした(笑)。
頑張りましょう!










