薬を飲み始めて約2ヶ月半。
意識も生活もだいぶ変わりました。
注意散漫もだいぶ落ち着き、
一番ありがたいのは、本が読めるようになったことです。
以前は、一行読むのに何度も何度も上から下まで目でなぞって
それでも頭に入ってこない事もあるくらい、本が読めなかったのですが。
今ではある程度気持ちを整えれば普通に読めるようにはなりました。
それが楽しくて、KindleUnlimitedや図書館などを利用して
面白そうな本を色々読んでいます。
そこで、調子に乗った私はちょっと前に
薬がどこまで効いてるのかを実験してみました。
まず「本を読むんだ」という強い意思をしっかりと持ちます。
そして広場のベンチで井戸端会議をしているおばちゃんの所に行き、
同じベンチに座り、本を読んでみました。
傍から見たら自分も井戸端会議に参加しているような状態です。
止めどなくなんてことない世間話と笑い声が飛び交うその隣でも
気を取られる事なく、本の内容を理解することができたのです。
夕方になり、おばちゃんたちが帰っていくまでの約1時間ほど
集中を切らさずに本を読むことに成功したのです(笑)
注意散漫にならないことも、読書することも
以前の自分にはできません。
これは自分にとって、かなりの変化でした。
最近は体が慣れてきて薬が効いてるという実感が薄れがちですが、
飲み忘れると途端に元に戻ってしまうので、
その時に薬の凄さを認識するといった状況です。
色々と複雑な思いもありますが、
今までの人生を取り戻すべく勉強などもやり直したいなと思っています。