タスクブレイクの手順とポイント。 | エフィシエント就活術 ~効率的に就職活動を成功させる方法~

エフィシエント就活術 ~効率的に就職活動を成功させる方法~

エフィシエント(efficient)とは、「効率の良い」という意味。
このブログではキャリアコンサルタントとして就活支援を行っているサワキケイタが、効率的に就職活動を成功させる方法を紹介していきます。

こんばんは☆

引き続き

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になっております!!!!

本当にありがとうございます。



前回の記事のつづきです!!

前回の記事はこちら。
内定獲得のためになにをする?タスクブレイクをしよう。

読まれてない方はぜひご一読ください。


簡単にまとめると、


「タスク」とは、作業や仕事のこと。

「タスクの明確化」とは、何をすればゴールを達成できるかを考え、
ゴール達成までに何をしなければならないのかを明確にすること。
つまりゴール達成までの道筋をイメージすること。

効率的にゴールを達成するためには「タスクの明確化」が必須。


ということでした。


さて、この記事のタイトルに「タスクブレイク」という言葉を使っていますが、
「タスクブレイク」とは、ゴールからひとつひとつの「タスク」に落とし込んでいく作業のこと
つまり、「タスクの洗い出し」のようなものです。

そう、今回は「タスクブレイク」の方法についてです。

前回も使ったレポート課題の例を使っていきます。
いいですか?
大学の授業でレポートの課題が出ました。
つまり、あなたのゴールはレポートを提出して単位をもらうことです!!


①ゴールまでの大きな流れを考える

調べる → 書く → 提出する


②それぞれについて考えられるすべての行動を洗い出す。

<調べる>
・レポートのテーマを友達に確認する
・レポートの書き方をネットで調べる
・参考情報の収集
・テーマに関することをネットで調べる
・図書館で参考文献を借りる
・図書館で借りるために、今借りてる本を返す
・参考文献をコピーして使いそうなところにラインを引く

<書く>
・全体構成を考える
・各段落のテーマを決める
・それぞれに各内容の要素を並べる
・順番をいじいじ
・実際にWORDで書き始める
・使えるところはネットからコピペ
・文字数を整える

<提出する>
・提出方法を友達に確認する
・ホッチキスを買う
・大学に行く
・学部窓口で提出
・期限も確認しとかなきゃ


③洗い出した行動をまとめたり取捨選択をする

<調べる>
・参考情報の収集
・テーマに関することをネットで調べる
・図書館で参考文献を借りる

「ネットで調べる」のと「参考文献を借りる」ことは
「参考情報の収集」に含まれるのでまとめてしまう。

このとき、
「ネットで調べる」で具体的な行動がイメージできない人はまとめないほうがいいかも。


「タスクブレイク」にはポイントがあるんです。

洗い出された「タスク」は人によって違うということ。

同じ、レポート提出というゴールでも、
何度も何度もレポート課題の経験がある人は

調べる → 書く → 提出する

のように最小限の「タスク」だけで、ゴールまでの道筋がイメージできるし、

レポート課題が初めての人は、
本当に細かく細かくひとつひとつの作業まで「タスク」を分解していかなければなりません。


よく陥りがちなのが、「タスク」のレベルを混同してしまうこと。

例えば、さっきの例で言えば、

<調べる>
 ○参考情報の収集
  ・テーマに関することをネットで調べる
  ・図書館で参考文献を借りる

決して、「調べる」というタスクと「図書館で参考文献を借りる」というタスクを
同列に考えないようにしてください。

ここでの「調べる」は「親タスク」、
「参考情報の収集」は「子タスク」、
「ネットで調べる」と「参考文献を借りる」は「孫タスク」なんです。

これを混同してしまうと、結局、ゴールまでの道筋が見えづらくなってしまいます


慣れない内はなかなか「タスクブレイク」がうまくできません。
でも、繰り返し繰り返しいろいろな場面で「タスクブレイク」を行ううちに慣れるものです。

何かを行うときには「タスクブレイク」。

この癖がつくようになると、そうとう違いますよ☆



就活の「タスクブレイク」・・・

自己分析 → 企業探し → 選考

<自己分析>
・過去の行動を振り返る
・友達に自分のことを聞く



<企業探し>
・志望業界を絞る
・リクナビで検索
・みんしゅうで検索
・セミナーに行ってみる
・説明会に行く



<選考>
・ESを書く
・ESを先輩にチェックしてもらう
・SPI対策




こんな感じですよ☆

くれぐれも行き当たりばったりで就活しないでくださいね!!!!



サワキケイタ