全国統一小学生テストの成績帳票の返却が始まりました。

藤が丘教室では毎回、沢山の低学年のお子様たちが受験してくれます。
毎回、その挑戦への勇気を称える気持ちで子供たちを迎え入れています。



低学年で全国統一小学生テストを受ける価値とは何でしょうか?


特に小1のこの6月のテストは多くのお子様にとって、これまでにないような経験です。


年長さんから受験してきた子にとっても、テスト様式がガラリと変わり、
問題量の多さと難易度に圧倒されてしまう子が多いと思います。

平仮名がスムーズに読める子でも、自信を砕かれてしまうような文章量と難易度で、
1年生のこの時期に向き合うにはとても厳しいテストです。

まず、そのことをおうちの方は十分に理解して頂くことが大切です。


藤が丘教室で受けてくれたお子様たちは、この大変なテストにみんな懸命に向き合っていました。

毎回そんな健気な子供たちの様子を見る度に、結果には出ていない尊い頑張りがあることを、
お母様に知って頂きたいと強く思うのです。


1年生は時計の読み方をまだ習っていない時期の子達ですから、
ほとんどの子は時間を気にするなんて出来ようもありません。

(高学年でも時間配分が出来るお子様は相当に優秀です。)

特に平均点の低かった今回の小1の国語は、物語文の問題に手をつけられなかった子がとても多かったと思います。

ですが、時間いっぱいまでお話を一生懸命に読んでいた子は沢山いたと思います。


結果よりも「テストにどう向き合ったか」
という経験が成長に繋がります。

子供を成長させてくれるのはその経験であり、良い悪いの結果ではありません。


緊張の中で難しいテストに精一杯に挑戦したことは、貴重な成長の機会となるはずです。


この挑戦をしっかりと認めてあげた上で、今後の成長の為に
「何をしてあげられるか?」を考えてあげて欲しいと思います。





    

テスト後の個別学習相談では、

今後の学習や中学受験、
子育て全般について、
講師と中学受験を経験した母の
両方の視点から
アドバイスをさせて頂いています。