京都では、毎年10月22日に時代祭りがとり行われます。
何故10月22日かと言うと、
10月22日は、桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京から平安京に都を移された日。
らしいです。

「ナクヨウグイスヘイアンキョウ」

ってやつは知ってましたが、さっきネットで調べてみて
平安遷都の日付を初めて知りました。


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時代祭りはこんな感じ。


今現在、行列が通る御池通では、桟敷席の用意が既に進んでいます。
祇園祭と時代祭の時は、道路の両端に席が設けられて、普段片側4車線の大通りが
片側2車線の道路に変わっちゃいます。
(余談ですが、祇園祭のときは、鉾がぶつからないように、道路の上にある標識なんかも
片付いてしまいます。)




そして、そして、時代祭と同じ22日の夜には
「鞍馬の火祭」があります。

同日に大きなお祭りが2つもあるなんて
京都はなんて贅沢な街なんでしょう♪


鞍馬の火祭と言えば
ニュースでも流れるので、目にしたことがある方も多いと思います。


普段なら観光客もまばらな鞍馬の由岐神社
この日ばかりは大変なことになります。

由岐神社のサイトには、由来がこのように書かれています。
朱雀天皇の詔により天慶3年(940年)の9月 9日御所の北方にあたる鞍馬の地に天下泰平と万民幸福を祈念し御遷宮されたのであります。御遷宮の時、京の鴨川に生えていた葦で松明を造り道々には篝火を 焚き神道具を先頭に行列の長さ10町(1Km)という国家的一大儀式により御勧請されたのであります。鞍馬の住民はこれに感激し、この儀式と由岐大明神の 霊験を後生に伝え守ってきたのが火祭の起源であります。


鞍馬寺への参道の入り口にある由岐神社。
寺と神社が同じ敷地内にある?
珍しいですよね。

鞍馬寺について調べていくと、色々と不思議な事が書かれています。
パワースポットとか言われていますし、5月には「満月祭」(ウエサク)という行事も行われます。
さらには、鞍馬の地下からチベットにつながる異空間があるとか、
鞍馬寺には六芒星が書かれてるポイントがあるんですが、それから「エリア51」とか
フリーメイソンがどうだとか。。。
よく分からない事になっている鞍馬寺。
貴船神社とも山を越えてすぐだし、
神社がそばにあることなんて、別になんてこと無いのかも知れません。
興味がある方は、上に出てきたキーワードで検索すると、山ほど出てきますよ。
うんざりするほど。


脱線を直して。。。



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鞍馬の火祭では、松明(タイマツ)に火を灯して、担いで練り歩くわけですが
その松明は火をつける前はこんな感じ。


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これに火をつけると、こうなるわけです。

私も見に行った事がありますが、担いでる人は熱そうでした。
実際、「あちちっ!」って言ってましたし。

独特の掛け声を
「サイレヤーサイリョウ」(こんな感じで、正確にはしりませんが)
と発しながら、練り歩きます。
なかなか迫力があって、テンション上がりますよ。



さて、この火祭。
アクセスが大変です。

鞍馬への交通機関は、叡山電車に乗るのが一般的です。
しかし、
良い頃合に鞍馬に着こうと思って移動すると、まずたどり着けません。


叡山電車はもとより、その乗り場である出町柳駅へのアクセスが困難と
なります。
三条京阪(京阪三条が正しい?らしい)から出町柳行きの乗車規制まで掛かってしまう。
数年前に行った時は、
友人と鞍馬で待ち合わせたのですが、上記の様な状態。
急遽自転車で鞍馬まで走りました。

友人は昼間から鞍馬インしており、ゆったりと待っておりましたが
他の数人は、たどり着けず諦めました。


問題は帰りの電車。

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もともと、叡山電車は2両編成。
1両で走っていることも珍しくない、片田舎の半路面電車です。

ここに、10万人と言われる時代祭りの観光客のいち部分
数万人が集まるので
帰りの鞍馬駅は、文字通り黒山の人だかり。
2時間待ちなんてこともあるらしい。

自転車だと、ちょっと離れた駐輪場からスイスイと帰れますよ。
(もちろん、車は通行止めです。)



ちなみに、
鞍馬の火祭。
松明を担いで練り歩く男衆は、みごとな「ふんどし」姿である。

ふんどしから漏れ出るプリケツが目当ての女性も多いらしい。(大ウソ)

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