ドル、80円台後半で下げ渋る=売りは一巡〔東京外為〕(11日正午) | 金融-FX

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 11日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、海外市場で約1カ月ぶりの安値水準を付けた流れを引き継ぎ、1ドル=80円台後半に下落した。ただ、積極的なドル売り・円買いは一巡し、下げ渋った。正午現在は80円76~77銭と前日(午後5時、81円16~18銭)比40銭のドル安・円高で推移している。
 海外市場では米国の株価急落や欧州の財政不安の再燃などを受けて、リスク回避の円買いが活発化した。安全資産として米国債が買われ(利回りは低下)、日米金利差が縮小するとの思惑が強まったことも、ドル売りを強めた。
 東京市場に入ってからは「投資家の中には値下がりしたドルを買う動きもあり、とりあえず底堅い展開」(大手外銀)という。また、「輸出企業のドル売り圧力が以前より強くないことに加え、日銀が27日の政策決定会合で追加緩和に動くことへの期待感が強い」(大手邦銀)こともあり、正午にかけてやや下値を切り上げた。
 ユーロは対円で下落したが、対ドルでは小動き。「ギリシャの総選挙やフランスの大統領選など政治イベントを控えて、リスク回避の意味でユーロは売られやすい」(FX業者)とみられている。
 正午現在は1ユーロ=105円68~72銭(前日午後5時、106円21~21銭)、対ドルで1.3087~3088ドル(同1.3083~3084ドル)。(了)
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