ドル下げ渋る、81円台半ば=輸入企業の買いなどで〔東京外為〕(9日正午) | 金融-FX

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 週明け9日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、朝方に1ドル=81円台前半を付けた後、輸入企業の買いなどにやや下げ渋る展開となった。正午現在は、81円51~54銭と前週末(午後5時、82円40~41銭)比89銭のドル安・円高で推移している。
 前週末のニューヨーク市場で、予想よりも弱い3月の米雇用統計を受けてドル安が進んだ流れを引き継ぎ、朝方はややドル売りが優勢。2月の経常収支が黒字となったことで続落し、直後に一時81円18銭付近を付け、約1カ月ぶりの安値に下落した。
 その後は、輸入企業の買いに加えて、「FX投資家の押し目狙いも活発なようだ」(FX業者)といい、81円台半ばまで戻した。午前10時半に発表された中国のCPI上昇率は3.6%となったことで「(景気浮揚のための)預金準備率引き下げの可能性が後退した」(外為アナリスト)と受け止められたが、ドル円には響かなかった。
 イースターマンデーのため「きょうの取引は薄い」(大手外銀)とみられ、中国の景気指標発表を通過したことで、午後は手掛かり材料難から小動きになるとの見方が強い。日銀の決定会合がきょうから開催されているが、「追加緩和を期待する外人投資家は多く、現状維持だった場合、失望感からドル売り・円買いとなる可能性がある」(大手邦銀)との指摘も聞かれた。
 ユーロは、対円で下落、対ドルでは小動き。「ドルも弱いが、ユーロもギリシャの総選挙などの懸念材料を抱えており、ドルとユーロは動きづらい」(前出のFX業者)という。
正午現在は、1ユーロ=106円45~46銭(前週末午後5時、107円65~65銭)、対ドルで1.3057~3059ドル(同1.3062~3066ドル)。(了)
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