【証拠開示の制度 村木さんが見直し求める】
11月22日 4時31分

司法制度改革を話し合う法制審議会の特別部会が21日に開かれ、刑事裁判を巡る現行の証拠開示の制度について、委員の1人で厚生労働省の村木厚子さんは「捜査機関にとって不利な証拠が容易に隠せるようになっている」として制度を見直すよう求めました。

この特別部会は、厚生労働省の村木厚子さんの無罪が確定した事件などを受けて設置されたもので、21日は、刑事裁判を巡る現行の証拠開示の制度の見直しについて意見が交わされました。
この中で村木さんは「現行の制度では捜査機関にとって不利な証拠が容易に隠せるようになっている。弁護士が必要と判断した証拠については、すべて速やかに開示を請求できる仕組みにしてほしい」として制度を見直すよう求めました。一方、犯罪被害者の支援を行っている委員からは「すべての証拠をむやみに開示すると、加害者にうその弁解の機会を与えたり、被害者のプライバシーを侵害したりするおそれがある」といった慎重論も出されました。
特別部会では、今後も議論を重ね、司法制度改革の答申に向けて、早ければ今年度中にも、中間報告をまとめることにしています。

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