【始末のいい人】
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関西で「始末のいい人」という言い方があるそうである。古くは江戸時代の近松や西鶴などにある褒め言葉である。

質素である。倹約家である。しかしケチではない。出すべきときはちゃんと出す。必要とあれば、ポンと大枚をはたく。しかし、お金を借りるようなことはしない。月々のものを溜めない。給食費などはちゃんと納める。しかし、無駄なお金を使わない。贅沢をしない。見栄を張らない。

真面目だけれど、陽気である。賢いけれどでしゃばらない。しっかり者で堅実。けじめをつけならが、恥ずかしくない日々の生活を送っていく人である。

それにしても、始末のいい人というのは美しい。

自分のことを考えると「始末に終えない」男であると痛感する。
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